プロジェクトNEXTより

釜石市鵜住居町で被災した方から、一昨日届いた支援要請の手紙です。
震災から10ヶ月以上経過した今でも、支援格差が拡がっている現実を知ることが出来ます。


はじめまして。
3月11日、鵜住居で被災し自宅が全壊しました。

震災から10ヶ月以上が経った今でも写真1枚すら見つかっていません。

親、兄弟、子どもの家族も皆、津波に自宅を流されて
現在はそれぞれ別の仮設住宅に住んでいます。

お互いに頼りたくても頼れず、自治会もなく、行政からの支援もわずか、
炊き出しや支援物資をいただいたのも2回程しかありませんでした。

義援金をいただいたものの、住宅ローンの支払いがあと13年も残っていて、
ほとんどをそちらに充ててしまうので生活に余裕がありません。

そんな状況の中、先日のテレビ番組でプロジェクトNextの存在と活動を知り、
藁にもすがる思いでお手紙を書きました。お願いできるものなら、
生活用品や冬物衣料を支援していただきたいのです。

どうかよろしくお願いします。



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