「あーあ。
私なんて、ブスだしおばちゃんだしデブだし…」
と、うちの長男に言ったところ。
「…ふっ…
…で、君は、俺に、何と答えて欲しいんだい(  ̄▽ ̄)w?」
と、切り返されました。
…やだわ。
この、「心を見透かされた感」(T▽T;)…
(ええ、ええ、そうよ!
私は、「お母さんも可愛いよ♡」って返事を期待したのよ!悪いっ!?)
・。・。・。・。・
うちの長男は、何故か、「笑い」に対してストイックです。
こちらの記事にも書きましたが
長男の名言
「一度発したギャグをもう一度説明するときは、相手が話の通じる人かどうかを見極めてから話をしよう。
面白い人でありたいならば、「もう一回いって?」という相手の依頼を断る勇気も必要だ。
ギャグは一発勝負。
通じる人には一発で通じるものなのだから。」
という持論には、
「……あんたは、いったい、何を目指してるのΣ(T▽T;)?」
と、ツッコんでしまいましたけどね(笑)
・。・。・。・。・。
彼は。
相手の気持ちや、相手の意図する「会話の方向性」を瞬時に見抜く能力に長けているのだと思います。
そして、どんな会話も「笑い」に変えられる能力にも長けているのだと思います。
たとえば、「自分の力を誇示したい」「人を侮辱したい」「注目を浴びたい」「構って欲しい」などの(意識的か無意識かはわかりませんが)負の意図で、自分に言葉を投げ掛けてくる相手がいた場合。
そんな相手との会話では、相手のペースに巻き込まれてしまうと、こちら側が疲れてしまったり、嫌な気持ちになってしまうものです。
先程の私の投げ掛けた「私なんてブスだし…」なんかは、【構って欲しい】【褒めてほしい】という負の意図をもって出された言葉です。
それに乗って、「そんなことないよ」「可愛いよ」と答えてあげるのでは、相手の意図するように答えてあげるだけのロボットになってしまいます。
だからと言って、相手の意図することがわかっているのに、それを無視するというのも気が引けるものです
相手の気持ちを害することなく、さらっと会話を「笑い」に変えられるというのは、自分の気持ちも相手の気持ちも救うことのできる素敵な技術なのかもしれません。
・。・。・。・。
ところで。
そんなうちの長男は、一歩間違うと、恐ろしい悪魔にもなり得る子です
「俺は、【爽やかで素直で裏表のない真面目な子】だからね。
俺が意見を言えば、ほぼ、その意見は通るよ?」
なんてことをサラリとのたまった時などには、
その鼻をいつかへし折ってやりたいものだわ。
と、親としてはあるまじきことを思ってしまいました
「…あんたって、恐ろしい子ね(°Д°)?」
と言ったら、
「いやいや…w
あなたの息子ですから(*`・ω・)ゞ」
と、返してきた、長男。
…………
(※美内すずえ「ガラスの仮面」より)
…悔しいが、言い返せないわw…
・。・。・。・。・
↑昨日、長男が買ってきた本です