と、先日、ある方に言われました。
ああ。
…だね?
私もそうだ。
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小さな子どもにとって、親は「絶対」です。
親に「ダメだ」と言われれば、子どもは素直に「それがダメなことだ」と思います。
「ダメなことはしてはいけない」と思います。
だって、大好きな親に嫌われたくないから。
昨今、そんな↑知識は世間に浸透してきて、叱らない子育てが流行ってますよね。
流行ってる…って言葉だと薄っぺらいですがw
…うん。でも、やっぱ、「流行ってる」って印象ですね。
叱らない子育てを意識して、やたらめったら無理矢理褒めるっていう方も居るような…
そんな印象を受けるときがあります。
「スゴいね!」
「偉いね!!」
こういった言葉を言われると、もちろん、子どもは嬉しいですよね?
だって、子どもは、大好きな親に好かれたいから。
以前も書いたのですが、子どもの、「親がどうすれば喜んでくれるのか?」を察知する能力は、超能力者並みに優れています。
親が何を好きなのか?
自分が何をすれば親が喜んでくれるのか?
自分がどうすれば親は自分を好きになってくれるのか?
常にアンテナを張って、子どもは、そういった情報を収集しようとします。
そんなときに、「スゴいね」「偉いね」と言われれば、子どもはどうするでしょう?
またその褒め言葉が欲しくって、そりゃもう張り切って頑張ることでしょうね?
それは、もちろん、良いことではあるのでしょう。
子どもの「スゴい力」「偉い事」を伸ばすには、褒めることは有効でしょう。
ただ
それを「スゴいことだ」「偉い事だ」とジャッジしたのは、一体、誰でしょうね?
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子どもは、親に嫌われたくないと思っています。
子どもは、親に好かれたいと思っています。
そのために自分がどう行動すれば良いのか?の指標を常に探しています。
「あなたはこれをすればスゴいのよ。これをすれば偉いのよ」と親に言われれば、子どもはそれを指標にして頑張ります。
でもそれは、時に、「それができないと褒めてもらえない」「それができないと私は親に嫌われるかもしれない」という強迫観念を生み出すことにもなります。
叱ることと褒めることとは対極にあるようですが、
使い方によっては、どちらも、親の価値観で子どもを縛り付ける、呪いの言葉となり得るのです。
・。・。・。・
例えば親が医者で。
子どもを医者にしたいと思っていたとして。
子どもが学校でいい成績のテスト用紙を持ち帰って来たときに「スゴいね」「偉いね」と褒めたとしたら…?
そこには、親の、どんなジャッジが下されているのでしょう?
例えば親がヒーラーやチャネラーで。
子どもをヒーラーやチャネラーにしたいと思っていたとして。
子どもが天使の声を聞いただのオーラが見えるだの言ったときに「スゴいね」「偉いね」と褒めたとしたら…?
そこには、親の、どんなジャッジが下されているのでしょう?
そして、逆に
医者にしたいと思っている子どもが、医者にはなりたくないと言って、天使の声を聞いただのオーラが見えるだの言ったならば。
…その親はそれをどうジャッジするのでしょうね?
ヒーラーやチャネラーにしたいと思っている子どもが、そんなことはしたくないと言って、唯物主義を唱え始めたら。
…その親はそれをどうジャッジするのでしょうね?
・。・。・。・。
ってのは、アドラー理論ですがね。
まあ、そうは言っても、そんな、アドラーさんのように達観して子育てなんか出来ませんがな
・。・。・。・
褒めてもいいのです。
もちろん‼
だって、褒めたいんだもん♡♡♡
ちなみに私はべったべたに褒めまくります(笑)
「天才!!」「カッコいい!」「惚れる!!」「自慢だ!!」って、キャーキャー言ってアホのように褒めるので、うちの子どもたちは、どっちも、冷めた目でそんな私を見てますがねw
んで、逆に、
叱るときはウザいくらいしつこく叱ります。
うちの子どもたちの評によると、私の叱り方は、
「なぜ私は叱っているのか?何故ならば…」
↑の後が、異様ーーーーーに長いんだそうですw
高校生の長男なんかは、その私の言葉をさんざん聞いてから、「…それは、単なる、母さんの1意見だよね?」などと返してきますね
小学生の次男坊は、「叱られるのは嫌いやけど、母さんの思ってることが分かるから面白い」んだそうです。
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わが家の子育てはイレギュラーなので、世の中の「子育て理論」的には間違えだらけです。
でも、ちょっとだけ、わが家の子育てで自慢できるのは、
母さんも父さんも完璧じゃないよ。
っていうのを、常に、伝えてるってことですね。
私も旦那も、親から意見を押し付けられて生きてきたので。
で、それに疑問を感じながら生きてきたので。
「親は絶対じゃないよ」と伝えています。
んで。
叱ったことが間違ってたら謝りますね。
(旦那は謝らないけどw、ご機嫌をとりにいきますね。←それはどうなんだ?ww)
褒めたあとは、
「ああ…そんな立派な人にならないで!お母さんを置いていかないでー!!
お母さんは、あなたが何も出来なくても愛してるのにーーーー!!」
と、すがって抱きつきますねw
(※すぐに引き剥がされますがw)
↑これ、もう、超本気です!
スゴい、偉い子なんかじゃなくていいんだもんねー?
何もできなくっても、どんな失敗をしても、私の思い通りにならなくっても、ただただ存在してくれているだけで嬉しいんだもん。
「無理」に褒めなくてもいい。
「無理」に叱らなくてもいい。
お互い「一人の人間」として真正面から向き合いたい。
って、なんか、ふと、書きたくなったので、書いてみました