親のジャッジでコントロールするのは「洗脳」と同じ | はれときどき不思議話*あなたの魅力をみつけるお手伝いブログ

はれときどき不思議話*あなたの魅力をみつけるお手伝いブログ

元・アンチスピリチュアリストが書くスピリチュアル。

数秘&カラー®️、TCカラーセラピー、パステルシャインアート®️などなどもやってます。

地に足をつけて前へ進みたい方を応援しています。

「叱られて育った世代だから、褒められるのは慣れてない」


と、先日、ある方に言われました。



ああ。
…だね?
私もそうだ。


・。・。・。・



小さな子どもにとって、親は「絶対」です。


親に「ダメだ」と言われれば、子どもは素直に「それがダメなことだ」と思います。


「ダメなことはしてはいけない」と思います。


だって、大好きな親に嫌われたくないから。


昨今、そんな↑知識は世間に浸透してきて、叱らない子育てが流行ってますよね。


流行ってる…って言葉だと薄っぺらいですがw
…うん。でも、やっぱ、「流行ってる」って印象ですね。


叱らない子育てを意識して、やたらめったら無理矢理褒めるっていう方も居るような…
そんな印象を受けるときがあります。


「スゴいね!」
「偉いね!!」


こういった言葉を言われると、もちろん、子どもは嬉しいですよね?


だって、子どもは、大好きな親に好かれたいから。


以前も書いたのですが、子どもの、「親がどうすれば喜んでくれるのか?」を察知する能力は、超能力者並みに優れています。


親が何を好きなのか?
自分が何をすれば親が喜んでくれるのか?
自分がどうすれば親は自分を好きになってくれるのか?


常にアンテナを張って、子どもは、そういった情報を収集しようとします。


そんなときに、「スゴいね」「偉いね」と言われれば、子どもはどうするでしょう?




またその褒め言葉が欲しくって、そりゃもう張り切って頑張ることでしょうね?



それは、もちろん、良いことではあるのでしょう。


子どもの「スゴい力」「偉い事」を伸ばすには、褒めることは有効でしょう。


ただ





それを「スゴいことだ」「偉い事だ」とジャッジしたのは、一体、誰でしょうね?



・。・。・。・



子どもは、親に嫌われたくないと思っています。
子どもは、親に好かれたいと思っています。


そのために自分がどう行動すれば良いのか?の指標を常に探しています。


「あなたはこれをすればスゴいのよ。これをすれば偉いのよ」と親に言われれば、子どもはそれを指標にして頑張ります。


でもそれは、時に、「それができないと褒めてもらえない」「それができないと私は親に嫌われるかもしれない」という強迫観念を生み出すことにもなります。


叱ることと褒めることとは対極にあるようですが、



使い方によっては、どちらも、親の価値観で子どもを縛り付ける、呪いの言葉となり得るのです。



・。・。・。・



例えば親が医者で。
子どもを医者にしたいと思っていたとして。
子どもが学校でいい成績のテスト用紙を持ち帰って来たときに「スゴいね」「偉いね」と褒めたとしたら…?


そこには、親の、どんなジャッジが下されているのでしょう?


例えば親がヒーラーやチャネラーで。
子どもをヒーラーやチャネラーにしたいと思っていたとして。
子どもが天使の声を聞いただのオーラが見えるだの言ったときに「スゴいね」「偉いね」と褒めたとしたら…?


そこには、親の、どんなジャッジが下されているのでしょう?


そして、逆に


医者にしたいと思っている子どもが、医者にはなりたくないと言って、天使の声を聞いただのオーラが見えるだの言ったならば。
…その親はそれをどうジャッジするのでしょうね?


ヒーラーやチャネラーにしたいと思っている子どもが、そんなことはしたくないと言って、唯物主義を唱え始めたら。
…その親はそれをどうジャッジするのでしょうね?




・。・。・。・。




ってのは、アドラー理論ですがね。



まあ、そうは言っても、そんな、アドラーさんのように達観して子育てなんか出来ませんがな笑




・。・。・。・



褒めてもいいのです。
もちろん‼




だって、褒めたいんだもん♡♡♡



ちなみに私はべったべたに褒めまくります(笑)




「天才!!」「カッコいい!」「惚れる!!」「自慢だ!!」って、キャーキャー言ってアホのように褒めるので、うちの子どもたちは、どっちも、冷めた目でそんな私を見てますがねw


んで、逆に、




叱るときはウザいくらいしつこく叱ります。



うちの子どもたちの評によると、私の叱り方は、
「なぜ私は叱っているのか?何故ならば…」
↑の後が、異様ーーーーーに長いんだそうですw


高校生の長男なんかは、その私の言葉をさんざん聞いてから、「…それは、単なる、母さんの1意見だよね?」などと返してきますねじゅる・・笑


小学生の次男坊は、「叱られるのは嫌いやけど、母さんの思ってることが分かるから面白い」んだそうです。




・。・。・。・




わが家の子育てはイレギュラーなので、世の中の「子育て理論」的には間違えだらけです。


でも、ちょっとだけ、わが家の子育てで自慢できるのは、




母さんも父さんも完璧じゃないよ。



っていうのを、常に、伝えてるってことですね。


私も旦那も、親から意見を押し付けられて生きてきたので。
で、それに疑問を感じながら生きてきたので。


「親は絶対じゃないよ」と伝えています。


んで。


叱ったことが間違ってたら謝りますね。
(旦那は謝らないけどw、ご機嫌をとりにいきますね。←それはどうなんだ?ww)


褒めたあとは、




「ああ…そんな立派な人にならないで!お母さんを置いていかないでー!!
お母さんは、あなたが何も出来なくても愛してるのにーーーー!!」
と、すがって抱きつきますねw
(※すぐに引き剥がされますがw)





↑これ、もう、超本気です!


スゴい、偉い子なんかじゃなくていいんだもんねー?


何もできなくっても、どんな失敗をしても、私の思い通りにならなくっても、ただただ存在してくれているだけで嬉しいんだもん。




「無理」に褒めなくてもいい。
「無理」に叱らなくてもいい。
お互い「一人の人間」として真正面から向き合いたい。






って、なんか、ふと、書きたくなったので、書いてみましたぺこてへ






(※画像はお借りしました。

)