皆さんこんにちは、Maryですニコニコ



長尾弘先生の浄心庵ホームページに掲載されていたコンテンツ



シリーズとして右矢印こちらのカテゴリーにアップしていますので、良かったらご覧ください音譜

文章については、掲載されていた文章をそのままコピペさせて頂きます。
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~ 道 ~ 
 
 
平成一五年二月号
 
 
心を開く
☆「心行」の本文より∞「万生万物相互の作用により」
 すべてはお互いに持ちつ持たれつの法則の中に成り立っていると言うことです。太陽系一つを見ましても、地球は自転しています。これが一回転して、人間の決めた二十四時間です。地球の一回転を二十四に割ったのが一時間です。地球は自分で回っていますから、お日様の当たる方はお昼で、裏に回ったときは夜ですね。しかし間違いなしに回転しています。地球は自分で回りながら猛スピードで太陽の周りを回っています。その時速は一時間に二万数千キロといいます。「新幹線は」えらい速くなったなあ、時速二百キロだ」と言ってびっくりしていますけど、地球の飛んでいる速さは時速二万何千キロという猛スピードです。しかし有難いことに地球そのものも、地球を取り巻いてくれている大気も全部一緒に飛んでいますから、私達は何も感じないでおります。もし地球がスピードを緩めますと、たちまちくだけてしまいます。ましてや逆回転などしたら木っ端微塵ですね。地球が回っているその周りをお月様が回ってくれています。他の火星も土星も木星も金星もぜんぶ廻っています。
これは各自が勝手に回っているのとは違って、お互いに目に見えない引力の作用によって廻っています。時計を分解しますと、中には沢山の歯車が入っていますね。この歯車は他の動力によって自分が動くようになっています。また、自分が動くことによって他を動かしています。これとまったく同じ原理で、地球も火星も土星も目に見えない引力という歯車によって、太陽の周りを回っているのです。
地球を含む太陽系とは違う、また別の の太陽系も同じような仕組みで廻っています。それはお互いに作用しながら回っているのですね。ですから、銀河系全体は全て回転を起こし続けており、しかも銀河系の一回転は二百五十万年に一回転ということです。これは偉い学者さんがちゃんと計算されますと、その通りになるそうです。二百五十万年に一回転とは膨大なものですね。まあ、そういうふうに地球がこの世に現れてすでに四十五億年です。私達の生きさせて頂く時間は僅か五十年、百年です。
 この世に生きさせて貰う時間がどれほど短いものかと言うことが分かりますね。銀河系が一回転するうちに、私達は何回生まれ変わらなくてはいけないか計り知れません。二百五十万年です。そのように大宇宙もお互いの相互作用で、持ちつ持たれつの作用によって動かされています。多くの星群を動かしている目に見ることの出来ない偉大な力こそ「神」と申し上げております。
 大宇宙だけでなく、今度は小さく見ていきますと、ミクロの世界、原子の世界がありますね。プラス電子の周りをマイナス電子が一秒の狂いもなしに回っているのであり、そのプラスに対するマイナス電子の数によって、原子が変わるそうです。金や鉛や銅は原子のプラスに対してマイナス電子が何個有るかによって金か銅かに決まるそうです。このようにミクロの世界を見ましても、やはり相互の作用によって動いています。次に、この地上界の姿を見ましても、すべては相互依存の作用によってなりたっています。例えば、空気一つを取り上げてみましても、動物は空気中の酸素を頂いています。この肉体の細胞は新陳代謝するために酸素が必要ですから、動脈の血液が体の隅々まで酸素を供給しております。その細胞が働くときに出す二酸化炭素を、静脈が心臓に運び、肺に送って、肺から息を吐くことによって、その二酸化炭素を吐き出してくれています。吸うことによって酸素を頂き、吐くことによって二酸化炭素を出しています。この作用を息或る限り繰り返しているのですね。
 ところが、動物ばかりが酸素を頂きますと、地球上の酸素が欠乏しますが、有難いことに植物は動物の吐き出した二酸化炭素を吸収して、太陽の熱・光によって光合成を起こし、自分で澱粉を作りますが、その過程で今度は酸素が出て来るのですね。その酸素をくうきちゅうに出してくれます。ですから、植物と動物はお互いに持ちつ持たれつの間柄です。「あんな草や木のようなもの、刈っても切り倒してもかまうものか」と思っておりますと、やがて動物は生活できなくなるのです。地球の環境破壊による砂漠化現象が良い例だと思います。
 人間同士もお互いに持ちつ持たれつによってこそ存在を許されます。自分一人では生きていくことは出来ません。ところが「人はどうなってもいい、自分さえよければいい」と、つい他の人よりも自分を第一にして、正しい道を知らない時はそのままで生きてきましたが、人は一人で生きることは出来ません。
 お互いに持ちつ持たれつしながら生きさせて貰うのが、この世の法則です。
 「輪廻転生の法に従う」
 仏教では輪廻転生と説かれており、物理学では循環の法則です。この法則から何者も逃れることは出来ません。すべては循環の法則に従っています。先ほどの酸素と二酸化炭素の関係もそうです。人間や動物が酸素を頂き、二酸化炭素を吐き出し、植物がその二酸化炭素を吸収して酸素を吐き出してくれて、循環しております。
 人間の肉体を見ましても、心臓を中心として、酸素を吸収してくれた動脈が、体の隅々へ酸素を送ってくれます。そして静脈が不要品である二酸化炭素を吸収して心臓に持ち帰り、肺によってガス交換を起こさせて、また動脈に回してくれるのですね。これは循環の法則に従って作用しているわけです。
 水を見ますと、水は熱作用によって蒸発を起こします。水(H2O)は液体ですけれど、その水分は気体になったり固体になったり、また液体に戻ったりを繰り返します。
太陽に熱せられて、或いは焚き物によって、或いは風呂を沸かして温度が高くなりますと、液体だったものが気体に変わります。蒸発を起こして上がっていきますが、たいへん高いところまで上がりますと、そこは温度が低いので、水分は固まってきます。そして上で持ちこたえることができなくなりますと、下へぱらぱら雨となって落ちてきます。
雨水は川に流れ海へ渡り、また蒸発して上がっては下に落ちてきます。これも明らかに環境の法則に従っています。環境の法則、すなわち原因と結果ですね。仏教で説かれるところの因縁因果の法則です。原因を作れば必ず結果が現れる。結果があれば必ず原因が過去にあったと言うことです。
 
 「大宇宙自然界に意識あり」
 目に見ることの出来ないこの大宇宙にも、大自然界の中にも意識があり、意識によって統一され、動かされています。
 
 
  「意識は大宇宙体を支配し、万生万物をして調和の姿を示さん」
 意識は大宇宙を動かし、支配している力のことですね。大宇宙を支配し、地上の万生万物を育んでくれる大自然の力、しかもこの力はすべてのものをして調和の姿を示して頂き、バランスをとっていただいています。この力こそが本当の神様なのです。
                   長尾 弘先生著「心行の解説」講演集上より
 

ブッダの言葉
ビク(男の弟子)・ビクニ(女の弟子)達よ汝の行うこと二つあり
一つは、聖なる沈黙を守ること
一つは、法について語ること
          平成十四年三月二十四日  弘




引用元 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Tachibana/1180/(閉鎖されています)



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