皆さんこんにちは、Maryですニコニコ



長尾弘先生の浄心庵ホームページに掲載されていたコンテンツ



シリーズとして右矢印こちらのカテゴリーにアップしていますので、良かったらご覧ください音譜

文章については、掲載されていた文章をそのままコピペさせて頂きます。
長尾先生と有志の方に感謝いたします。

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書道家でもありました

 

~ 道 ~


 
平成十六年六月号
 
 
 
    天
心を開く
 
 
☆ 「諸々の諸霊 みなここに集まれり」
 諸々の諸霊、つまり霊格の高い方も低い方も中程の方も、すべての霊はこの現象界の地球に集まって魂の修行をしております。お釈迦様は法をお説きになっていますが、そのお釈迦様がまた「私は法を説いたのではない。私の生まれる生まれないに関係なく、法というものはこの世に存在するものである。私の生まれる何万年も前から法は厳然として存在しているものである」とおっしやっておられます。  正法の時代、像法の時代、末法の時代について、お釈迦様は次のようにお説きになりました。正法の時代は光り輝いた金の玉のようなものです。しっかり輝いた黄金の玉は、いつまで経っても錆びることなく光り輝いています。しかし長い間、何百年何千年と放っておきましたら、人の心のゴミが溜まってきて、金の玉かゴミの玉かどちらか分からないようになってしまいます。これが像法の時代です。末法の時代になりますと、もう煩悩の埃がいっぱい溜まって金が分からなくなってしまいますが、しかし金は中で光っています。
その埃によって金は埋まってしまったのです。
 この末法の時代になると、人はいったい何をしたらいいのか、どのようにして生きたらいいのか、その道が分からなくなってしまうのです。親が子を殺したり、子が親を殺したり、生徒が学校の先生を殴りつけて怪我をさせたり、学校の先生が生徒を殺したり、いろいろととんでもない不可思議なことが起きてきます。これは、人がどのように生きるべきかについて、せっかくお釈迦様がお説き下さった正しい教え、黄金の玉が、ゴミにまみれてしまうからです。「ゴミ」とは何かといいますと、人間の持っている欲望、五官から受ける煩悩です。それによって黄金の正法の玉をだんだん曇らせていくのです。
 全く光が分からなくなった時に、人類は滅亡します。欲の塊となって、我さえ良ければいい、親みたいなものは殺しても構うものか、学校の先生なんかどつき回してやれ、男と女は勝手に乱交パーティーをしたらいいのだといって、今の世はまさに末法そのものです。
こういう時代になりますと、何とか人を救わなくては地球が滅亡しますから、天から偉大な光の大指導霊が送られてくるのです。それがお釈迦様であり、イエス様であり、或いは高橋信次先生ですね。これらの方々がお出ましになって、ゴミを払って下さるのです。ゴミを払えばまた中の金が光り出しますから、「このように生きなくてはならない」「そのようにしてはいけない」ということが誰の心にも目覚めてくるようになります。正法の玉、黄金の玉ですね。この輝く黄金の玉を、人の欲望と煩悩と我欲というゴミを溜めて隠すのです。私は、このように人の心のゴミによって、像法となり末法となっていくのだなあということを、高橋信次先生のご存命中に分からせてもらいました。
 私は「生きている限り、この黄金の玉にゴミを溜めないようにしよう、少しでもゴミが溜まったら、払って綺麗に光らせておかなくてはいけない」と思い、これが私の使命だということが分かりました。小さくてもいい、たとえ五人、十人でも構わない、お互いに協力して、この法にかかるゴミを少しでも払っておかなくてはいけないと思って、ゴミ払いをさせていただいております。
 信次先生のお側近くにおられた先生と呼ばれる方々の中には、ゴミを払うどころか、ゴミを溜めておられる方もあります。先生の身近にあったがゆえにゴミを溜めていかれます。私は遠くにあったがゆえに、このゴミを溜めてはならない、ゴミがかからないように、黄金の玉を守ってゆこうと決心した次第です。
 
 正法とはそのようなもので、欲望と煩悩の心をもって黄金の玉を曇らせたら、像法の時代になり、また末法の世になっていきます。その法を守るには、私たち一人ひとりが守らなくてはならないのです。
 皆さんの心に「どうか黄金の玉にゴミを溜めないようにしましょう」といってお願いして歩いているのが、私の存在です。ですから、私は立派な人間ではありませんが、皆さんと共に正法の玉を曇らせないように、いつまでも黄金の玉でおいておきたいと願っている者です。
 これはまた、私たち縁ある皆さんの使命でもあります。法とは、このように考えていただいたらいいかと思います。その黄金の玉とは、「人はかく生きるべき、このようにしてはならない、人にはこのように接しなさい、常に己を低くして自らをよく振り返り、他を称えて生きなくてはいけない」という、この人の生きるべき道こそ正法です。ましてや行じる者は、正法の名を使いました以上、自ら行じなくてはいけません。
 そこのところが、法を失った先生方の間違いだったと思います。魂の次元の高い方も低い方も、この地球へ肉体を頂いて生まれてきます。そして、光の玉にゴミが溜まりますと、地球の存在は危なくなります。これは、はっきり言いまして、現在、ソ連とアメリカが持っております原子爆弾、水素爆弾などの核爆弾の危険にあてはまります。(注 現時点では、東西冷戦構造は終わり、核の削減に向かいつつある)
 この恐ろしい爆弾を爆発させますと、地球を何十個もつぶすだけの威力があ るそうです。しかもボタン一つ押したら、もう地球がつぶれて人間の住めない星になってしまうという、そんな危機一髪の危ない時であり、末法といわれる今の世はそんなふうになっているのです。何とかして、私たちは地球を破滅から守らなくてはいけない。これは一人ひとりが正しい教えに目覚めて、自らを低くし相手を高めていけば、喧嘩など起こるわけがないのです。戦争などは起こりません。自分が上にあがって、自分が偉いと思うから、相手をくさし、相手を非難し、あるいは相手のものを奪おうとするのです。
 
 昨日も九州から来て下さったおばあちゃんが、「なぜか不思議です。ある先生がお話会をされるのに、集まるのはせいぜい二、三十人、長尾先生が地方へ来て下さると、初めての場所でも百人二百人、三百人五百人と寄って下さいます」と話されました。組織を作り、会員をふやせふやせと至上命令を出されても、そのいちばん偉い先生が行って二、三十人しか集まらない。私は組織も何も持っておりませんし、また会員制もしていませんし、「来て下さい」と私から一言もお願いしたこともありません。みな自分から行こうと思って集まって下さる方ばかりです。先日の東京のお話会で司会をして下さった方も、その中でおっしゃって下さいました。「この会は不思議な集まりでございまして、組織はございません。会員制もなく、自然と集まっていただいて、これだけ集まった会です」と。まさにその通りです。高橋信次先生がちゃんとその謎を解いて下さっていました。
 それは、「夏に蜂蜜を一滴落としてみなさい。蟻は呼ばなくても寄ってきます。蜂蜜は甘くて栄養があって、自分のためになるから蟻は群がるのです。栄養のないもの、価値のないものに蟻は寄ってきません」ということですね。
われわれの教えの中にも同じことが言えます。お寺の説法に偉いお坊さんが十人も寄ってお説教をされた時に、檀家さんは十人ぐらいしか集まらず、お坊さんの数の方が多いのです。
 なぜお寺に信者さんが集まらないかというと、お説法の中に甘味がない、滋養がない、価値がないから、人は集まらないのです。また、蜂蜜の蟻とは正反対に、盲信、狂信して頭を洗脳されてしまって、「これをしたら自分にご利益があり、うまくいくのだ」といって、お題目を何万回唱えるとか、何人折伏したらご利益かあるとか、お金が儲かり家がうまくいくとか、そういうご利益信仰は、欲望のために翻弄されます。信仰集団を組む場合がありますが、このようにご利益を求め、我欲を求めますと、必ず苦しむことになります。
教えとは心の安らぎであり、幸せになる法です。
 お金が儲かる、病気が治る、やれ商売繁盛するというのは、これはみな貪欲です。「貪欲」は人の苦しみですから、本当の教えは貪欲をできるだけ少なくし、貪欲を抑えなさいというもので、これがお釈迦様の教えです。今ある宗教はみな貪欲を教えますから、救われません。救われたと思ってもまた苦しみが生じます。私たちはこのように魂の修行をさせてもらっているのですが、魂の世界といいますのは、あの天上の世界から見ますと、ほんとうに危ない場所です。断崖絶壁、まるで大峰山の覗きのようなもので、うっかり紐をはずしてしまうとドーンと下に落ちなくてはいけません。蟻のようにしがみ付いて上に登っていかないと、またうっかり足を踏みはずしますと、千仞の谷底に落ちます。
 
 またこの世というところは、綺麗な花が咲いていて、まさか危険はないだろうと思うのに、花に近寄るとズブズブとはまってしまう虫喰う花のようなものであり、この世を霊的に見ますと全く危険なところです。底なし沼もあり、断崖絶壁で、一歩踏みはずすと深い谷底へ落ちて、這い上がることもできないような恐ろしい世界がこの世です。
 それを私たちは楽な世界だと錯覚をおこしております。全く平坦で泥沼も絶望もないのがこの世と思い、自分の好き勝手に生きていましたら、思いもかけず断崖の谷底に転落してしまったり、泥沼の中にはまったり、虫喰う花のように自分の足が溶けてしまったりするのがこの世です。
 そういうことにならないようにお説き下さったのが光の大天使です。その教えの通りに生きてゆけば、人間はこの世の危険から逃れて、無事に旅することができるのですね。(次月へつづく)
               長尾 弘先生著「心行の解説」講演集上より




引用元 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Tachibana/1180/(閉鎖されています)



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