マーケティングの授業。
班ごとに業種を決めて店舗調査。
最終的に新規出店プランを発表。
私の班は、パン屋さん
班のメンバーそれぞれが3店舗行ってきました。
中でも私が出会った某市の癖が凄いパン屋
市の景観条例に引っかかりかけた外観
といった、商品を限定したお店。
店主1人で製造&販売。
開業は5年前でネット販売のみ、出店は1年前だそうで、ネット販売は東京から福岡までの食材に拘りあるお店(B to B)で固定客がついているそうです。
店に入ると、奥で店の人が電話をしている様子だったので遠慮なくパンを見ていると、カウンタ―越しに電話を終えた野際陽子似の店主が無表情で、ぬっと現れ、、
「いつ食べるやつ?朝食?だったらそこのネジリフランスパンやシナモンロールね。」
上からの態度の提案型パン屋は初めてで少々ビビった。
しかも、提案されたパンはどれもあまり好きじゃない
買わないと野際陽子の機嫌を損ねるのではないか?と気が小さい私は、その中でまぁなんとか食べれるかなと思ったシナモンロールを取った。
どこかで修行されてたのかと聞くと、
「いえいえ。趣味でやってたわけでもないし。やってみたら向いてたというか〜」
向いてた、、客が言うなら分かるが自分で言っちゃったよ、、
ベーグルやハード系フランスパンを中心に置いてる店って珍しいですね、と言うと、
「うちは食事パンにこだわってるので」
『じゃ、シナモンロールやプリンは⁉︎』
と、この自信満々な雰囲気に負けて聞く勇気は無かった。
また、ベーグルが主力商品であるならベーグルを買わないと!と思い、振り返ってベーグルのコーナーを見ると…
ベーグルがひょっこり飾られている。
私の脳内イメージ
飾ってもらえて、パンたち嬉しそうですね!
売り物は飾らない本当が良いですね、サンプルかと思ってしまう。
個包装されているので食べ物自体は清潔。
ベーグルはモチモチして本当に美味しかった
素材に拘った、本当に美味しいパン屋はネットで支持されて伸びてる事がよく分かった。
ちなみに…
職場にベーグル二つとシナモンロールを持ち帰ってスタッフに好きなやつどうぞと渡したら、ベーグルを。
家に帰って娘に選ばせたら要らないと。
結局、私はシナモンロールを食べざるを得ないことになった。