【レポ】都会でも出来る未来の森作り！「森の卵」苗ポットを育てようWS

うるおいの森主宰の来島由美さんに、お越し頂き、
【都会でも出来る未来の森作り！「森の卵」苗ポットを育てようWS】

を開催しました💕

女子スタッフのみ。男性陣は働いていて取れず💦ごめんなさい🙏

屋外と

室内とで行き来して💜

「苗ポットに入れる土を作り
ポットにつめて

ドングリを入れて

お持ち帰り頂く

と言う凄くシンプルなWS」

と、聞いていたのですが、作業はシンプルでも、

内容はとっても深かった💜

なぜ「どんぐりの苗ポット」が「森の卵な」のか？

　６月は梅仕事

１０月はドングリ仕事

っていう風に

日本で当たり前の風景に成ると良いよね。なんて言いながら。

なぜどんぐりか？といえば

山を構成しているのは、どんぐりや、モミジや桜などだから。

森を再現するように、どんぐりやもみじや桜を一緒のポットに植えて

50cmくらいの苗木にして、

山にマウンドすると、タネが地球に落ちて根を張った時と同じように

育ってくれると聞きました。

一般的な苗の植樹だと、

大地に落ちたタネが芽を出し、根を出すのとは

根の張り方が違うらしいです。

山の機能があるのは、

大木の根が

地下水脈を攪拌する役割を果たすから。

根が、土を育ててくれる。

現代の土は、土の色をしているけれど

コンクリートのようにカチカチで

植物たちが呼吸困難になっているのが現状

都会の近所の緑地は、自然があって幸せだと感謝していたけれど

確かにどこもカチカチで

落ち葉はカサカサのままいつまでも土に還らないばかりか

土木事務所の人が定期的にお掃除をして

ゴミにしてしまう

本来は、どんどん積み上げて、

土の原料は、落ち葉や枝なのだから、、、

土に還していくはずのもの

そんな事も

私たちは、自然から切り離された

都会の生活で、観察する環境を失い

もちろん観察眼も育っていないんですね

「小さな森の循環」は、都会のベランダで出来る

来島さんが持ってきてくださった竹ポットは、

植樹（マウンド）にする直前のサイズですが

植樹せずに

このまま育てていても、高木に成る事はなく

鉢に合わせた循環で生き続けてくれるそうです。

自然界は、与えられた環境の中で最大限生きようとするって

こういう事だなあって分かります。

 ↓ポット苗の最終形。直径15cmほどの中に
小さな森の世界がただある。自然の循環は、どんなところにも働いている。

苗ポットに、土を入れるだけでも、

ついつい平らにぎゅっと詰めてしまったり
しがちですよね。

しかし＊自然は均等・均一ではない＊ので
人の感覚で平らに詰め込むのは、不自然。ということを知る。

「指などを使って、

この直径９cmの小さな世界に、

森の地形をイメージして
谷や山を創るように、

それが風の流れや水の流れを創る。

↓パッと見、分からないけれど、小さな森の地型と捉えて土を入れていく。

この小さなポットの中が、小さな森であり、小さな宇宙であることを、捉える。

クワガタの幼虫がいたので、子供に頼んで、避難してもらいました😆

雑草は抜かない

雑草は抜かないこと。

根が栄養になる。
意味があって雑草は出てくる。

どんぐりも、大半が芽も出せないで大地に還って行くものもあり
芽が出ても、枯れていくものもある
けれども、根が枯れたところに空洞が出来て
水や空気の流れが生まれる

枯れたらダメと言う事でもない。

全てに循環の役割がある。

芽が出ないものが大地に還る事にも。

つる性の雑草が出る時は、風の流れが悪い時に出てくる
雑草には役割があるから、抜かないこと」

などなど

以前に教わった時に
ベランダの鉢に生えた雑草を抜かないで、
高さだけあまり出てこないように
雑草たちにお知らせして、先を手折る。

と、知って、これをしていると

鉢の植物たちが元気で、真夏の強い日差しにも負けずに
土もカチカチにならず、元気でいてくれて
お世話が楽になりました

もとより、あまりお世話しないので💦
枯れそうになったりしなくなって、勝手に元気でいてくれる感じです

↓芽が出てから1〜2年のドングリ。これを50cmくらいまで育てていく。

これくらいになったら植樹。

この竹ポット、、乾燥してこのサイズの孟宗竹って、切る時どれだけ太いんだろう💦

1人では重くて引き倒せそうにない😆

私たちの心の在り方で、植物の状態が変わる

私たちの心の在り方で

植物たちの状態も変わる

向き合い方が大事

枯らしてしまう事は、

命あるものと暮らしている意識がないのかもしれない

背を向けるといじけたり

街路樹も見られていると嬉しいと

例えば、元気がなかった子に

玄関でお客様をこれからお出迎えしてね

とお願いすると、みるみる元気になっていったり

そういう事は多々起こると。

・・・反省(笑)

やはり育てるのが上手な人達は、植物と会話していると。

どんぐりさんたち。他にも種類がたくさんありました。スタッフが山や都会で拾ってきたもの。

無肥料が大切であること

ポット苗を創る時には、無肥料が大事

自然界の命は
与えられた環境で最大限生きようとする

木から落ちたどんぐりは、もう、それを始めている。

肥料があると、与えてくれるのを待つようになる。
家畜は、エサを与えられて生きている。

人間も、そうなんだ、と、ハッとしました。

土づくり

そして、実際に、腐葉土と竹炭ともみ殻燻炭を混ぜて

土作り。

腐葉土は、八ヶ岳から佳子さんと大雨の日に、何十キロと
取りに行って、車に積んで持ち帰って来たもの笑

状態が良いそうです❤
良かった。

＊あの日、大雨だったけど楽しかったな～💕

－－－

腐葉土
－－－

竹炭
－－－

落ち葉

－－－

底

の順に入れていき、ミルフィーユ状にしていきます😊

ただし、これは今現在での最善にすぎないので

自分でやってみて、その結果を観察してデータにして
どんどん更新して行くことが大切。

もっと良いやり方があるかもしれないから。

しっとり感が大切なので、竹炭や燻炭を入れすぎると

パサパサしてしまうので、割合は気を付けること。

籾殻薫炭は粉が飛ぶのと、ガラス様の構造なので出来ればマスクをして作業して。

最後は、マウンドを創れるところまで

この後は、

【都会でも出来るシリーズ！】として、

ベランダで森を育てる💜WS

から、植え替えも学び、

最終的には、マウンドにして、植樹までの知識と感性を

身に着けて頂ける流れにしようと考えています。

↓地球守さんのダーチャ小屋WSでの実際の森の苗木のマウンド作り

参加できる時にでして頂く形で

何度も参加していただいて

八ヶ岳と東京とで、

色んな側面から、知って

ご体験いただけるようにしていきます。

皆様のご参加をお待ちしております

＊具体的なスケジュールは、下記Facebookグループの投稿をチェックしていて下さいませ

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