本についている景品 | 燗酒好きのカピバラさんの日常

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福島県二本松と本宮の葬儀屋さんの隣でで酒屋をやっています。お酒の事、日常の気づき、趣味の読書の事など書いています。blogを見てお酒に興味を持って貰えたら嬉しいです。

こんにちは、福島県二本松市と本宮市の葬儀屋さんの隣の酒屋
勢州屋のお燗酒大好き太田きょうじゅです。
 
少し前からですけど、雑誌についている景品てすごい豪華ですよね?
昨日も本屋さん行ったら良い感じのバックが景品についているファッション雑誌をみつけて、ついつい買ってしまいました。
 


BEAMSのバックがついて1,000円前後で雑誌まで買えるってすごいですよね。でも、ふと思うんです。これだけの景品をつけてその位の価格で販売して採算合うのかな?って。もちろん広告収入などもあるので採算が合うからやっているのでしょうけど、この雑誌の内容を作っている方々ってどんな気持ちなんだろう?私は、雑誌の特集の内容で買うことももちろんありますが、最近はあまり流行とか分からなくなってきたので、本屋さんでよさげな景品が付いていると買ってしまうことも結構あります。景品を見て、この景品だったらこの雑誌の代金払ってもいいかな?なんて本末転倒な考え方したりすることも・・・。
雑誌の中身を作っている方々は、もちろんその時々の流行や次に何がブームになるか?など毎日色々とリサーチして、そして裏づけをとって記事にしていくのだと思います。でも、販売の現場になると景品の良し悪しで買うか買わないかを判断されていたりするんですよね。もちろん景品目当てで買って、中身見たら面白くて定期的に買うって人もいるとは思いますが、どのくらいの割合の人がそうなっているんだろう?
 
もちろん私も景品で判断して雑誌を買っているので、景品が付いているのはとても嬉しいのですが、そんな裏側を考えると少し寂しい気持ちにもなります。本屋さんに行くとすごい沢山の雑誌や本、マンガが並んでいます。その中で手にとってもらうのって奇跡的なことなのかもしれませんね。その手にとってもらう手段の一つが付録なのかもしれません。
自分の業界に当てはめたときに、世の中に数多くある酒屋さんの中から自分のお店を選んで貰って、また自分のお店にある沢山のお酒の中から好みに合うお酒を選んで貰うって確率で考えるとすごいことなんだなって感じます。コンビニやホームセンターなどもあわせると、全国には16万件の酒の販売場があって、一般酒販店といわれる町の酒屋さんだけでも6万件あるそうです。(平成22年度の調査の資料なので、販売場はもっと増えてそうですね。そして、一般酒販店はもっと減っているかも・・。)その中でうちのお店がお客さんに選んで貰える酒屋になるためには・・・。もっともっとお客さんと仲良くなって、楽しいお店にしていきたいなと思いました。