最近見つけたお気に入りのカップ | 燗酒好きのカピバラさんの日常

燗酒好きのカピバラさんの日常

福島県二本松と本宮の葬儀屋さんの隣でで酒屋をやっています。お酒の事、日常の気づき、趣味の読書の事など書いています。blogを見てお酒に興味を持って貰えたら嬉しいです。

こんにちは、福島県二本松市と本宮市の葬儀屋さんの隣の酒屋
勢州屋の4代目太田恭寿です。
 
今日は朝一から熨斗つけのお客さんが多かったです。そういえばもう3月・・・。年度末でそれぞれの地域の町内会とかの総会が行われているようです。お客さんと話していても、自分の地域の総会だったり、よその地域の総会に呼ばれたりしてお祝いを持っていく方が多いみたいです。「やっと任期がおわるよ~。」なんて苦笑しながら買い物をしていかれたお客さんもいらっしゃいました。仕事しながら地域の役をやるのって大変ですよね。本当にお疲れ様でした。
 
まったく話は変わるのですが、僕最近一目ぼれしたカップがあるんです。手にフィットする感じもちょうど良いし、見た目も気に入って・・・、そのカップがやっと届いたんです。
 


こんな感じの木のカップです。よくないですか?
ワイングラスのようなフォルムなのに木でできていて、聞いたら真ん中の膨らんでいる部分は厚みを持たせているので熱いものを入れても支障なく持つことができるように配慮されているそうです。
木目もすごく綺麗でしょ?それに木の肌触りってなんか落ち着くんですよね。柔らかくてぬくもりを感じられて。
このカップとの出会いは2月に行ったワインの試飲会でした。沢山のワインが並べられている脇で、ワイングラスやソムリエナイフなどと一緒に展示されていたものなのですが、実はこのカップ、ワイン用ではなくコーヒーのために作られたカップだったんです。普通コーヒーのカップって、陶器が多いですよね?木のカップなんて始めてみました。
 
なぜ木でコーヒーカップを作ろうと思ったのか?
以下、このカップを開発したブランディングコーヒーさんのHPより引用していますので呼んでみてください。

スペシャルティコーヒーという言葉がすっかり定着して、
美味しいコーヒーが飲める機会が増えました。 
「トロピカルフルーツ」「ハーブ」「ピーチ」「ストロベリー」・・・ 
まるでワインの如く、コーヒーの香りや味わいが豊かな言葉で表現される
近年のコーヒーシーン。 

丹念に栽培され、適切な焙煎の後、丁寧に抽出されたコーヒー。 
そんなコーヒーを最後に口元へ届けるコーヒーカップやマグの形状は、昔から大体同じなように感じます。 

「コーヒーの香りと味わいをもっと楽しめるカタチのカップを作りたい」 
そんな想いで『安清式 木の器』を作りました。
素材、形状、デザイン。細部までこだわり抜いたのは「コーヒーが美味しく飲める事」、その1点に尽きます。 
 
「安清式 木の器」で、皆様の大好きなコーヒーを存分に味わって頂ければ幸いです。

ということで、より香りと味わいを楽しめるように作られたそうです。この木の器だったら、香りと味はもちろんですが、コーヒーを飲んでいる時間もいつも以上に楽しめそうです。
 
早速このカップをコーヒーはもちろん、ワインや日本酒、焼酎などお酒を飲むときにも愛用したいと思ってます。お気に入りの器で飲むときっとお酒もより一層美味しく感じますよね。
 
でも、お気に入りの器という気持ち的な部分だけじゃなく、器の形や素材によってもお酒の味の感じ方って変わるのを知ってましたか?



よく聞く話しだと、この木のカップのように口の部分がすぼまっていると香りが器の中にたまるので、より香りを楽しめるということ。ワインのグラスなんかがイメージしやすいと思います。
 
その他にも、盃のような口が広がっている器だとお酒が口の中全体に広がって流れていくので、舌全体を使って色々な味わいを感じやすかったり、逆にお猪口のような形だと一直線にお酒が口の中に流れてくるので舌の中央部分を中心に味わうことになり比較的すっきりと感じることができます。
また、器の素材によっても感じ方は変わってきます。
例えば、ガラスの器はシャープな印象を、陶器や木の器は柔らかい印象を受けると思います。(この木の器でワインを飲んだら、いつもよりも柔らかく優しい印象に変わるのでしょうか?そんな飲み比べも楽しそうです。)
 
といった感じで器の形や素材によって味わいの感じ方が変わってくるんです。面白いと思いませんか?同じお酒なのに、器によってすっきり感じたり、しっかりした味わいに感じたりするなんて。
お気に入りの器をいくつか用意して、大好きなお酒の感じ方がどんな風に変わるか試してみるのも楽しいと思いますよ。みんなで飲んでみて、どの器で飲んだお酒が好きかを話し合うのも面白そうですね。それぞれに好みの味が違うように、飲んでみたときの好みの器も変わってくるかもしれません。
 
ただし、難しく考えすぎてお酒を楽しめないのではもったいないので、こっちの器で飲んだらどんな風に変わるのかな?くらいの気楽な感じで試してみるのが楽しいと思います。