こんばんは、福島県二本松市と本宮市の葬儀屋さんの隣の酒屋
勢州屋の4代目、太田きょうじゅです。
今週の火曜日に、福島県酒類卸さん主催の勉強会に仕事を中抜けして行ってきました。この勉強会かれこれ10回目?11回目?良く覚えてませんが、2~3ヶ月に一度のペースで酒屋さんを対象にやっている勉強会です。
うちも声をかけてもらっていて、毎回ではないのですが参加させていただいています。
内容は、蔵元の講演があったり、オフフレーバーと言ってお酒にとってあまり良くない香りをかぎ分ける練習だったり、利き酒してどういう風にそのお酒を表現するかの勉強だったりと酒屋さん対象なだけに結構深くて難しいです。
今回は、つい先日全国新酒鑑評会で福島県が5連覇を達成したことを記念して福島県ハイテクプラザの鈴木賢二先生の講演と金賞受賞酒の利き酒でした。鈴木先生は、蔵元にお酒造りの指導をしたりする方で、研究者ですから真面目に難しい話しばかりかと思ったのですが、内容は専門的な話もかなりありましたが、ところどころで笑いもはさみながらの講演でとても面白かったです。
講演の後の利き酒では、県内の金賞受賞酒をそれぞれに飲み比べ。大吟醸酒がずらーっと並んでいる光景は壮観ですね!酒好きならその光景だけでよだれが出てきてしまいますね。
実際利き酒した感想は、華やかな香りの物から、香り控えめの物、すっきりとした味わいのものからシッカリと旨みを感じられる物まで、それぞれ蔵ごとに味わいが違ってとても美味しいものばかりでした。(当然ですよね。全国大会で金賞をとったお酒なんですから。)
特に奥の松酒造さんのお酒は、とてもバランスが良くて問屋さんや知り合いの参加者と美味しいねって盛り上がりました。
普段香りの高いお酒はあまり飲まない私ですが、やっぱり美味しい物は美味しいと感じます。自分の好みの味と実際に美味しいと感じる味って微妙にズレがあるのかなって感じます。自分の好みの味は当然美味しく感じるのですが、自分の好みの味ではなくても美味しいと感じるものってあると思うんです。
お肉が好きな人が、市場で刺身を食べて美味しいと感じたり、普段野菜を食べない人が朝取りの新鮮野菜に感動したり・・・。
特に僕たちは酒屋を仕事としているのですから、自分の嗜好とは別に美味しいものを美味しいと受け入れられる感覚を常にもっていなければいけないと思ってます。お酒って色々なタイプの味わいがあるから、新しい発見をしたり、季節ごとに旬の食べ物と楽しむことが出来たりすると思うし、それがお酒の楽しみのひとつだと思うんです。
これからも色々なタイプのお酒を自分でも楽しんで、もっともっとお酒の楽しさをお客さんに伝えられるようになりたいと思います。
それにしても、本当にどのお酒も美味しかったなぁ・・・。
ちゃんと全部のお酒を飲み込みたかったなぁ・・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
お酒を通して、皆さんに楽しい縁がたくさん結ばれますように!!
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