こんばんは、福島県二本松市と本宮市の葬儀屋さんの隣の酒屋
勢州屋の4代目、太田きょうじゅです。
昨日は、お盆明け初めてのお休みをいただいて福島の知り合いのマンションの屋上で、バーベキューをしながら花火を見てきました。
河原などで間近で見る花火もいいですが、自分達だけしかいない場所で食べたり飲んだりしながらゆったりと見れる花火は最高でした。まるでアメリカのドラマのホームパーティのような雰囲気にテンションもあがってしまって、ついつい飲みすぎてしまいました。
花火を見終わった後には、さすがに酔いが回ってしまいしばらくソファで休んでしまうくらい・・・。
そんな大酒を飲んだ翌日ですので、やっぱり朝がきつかったです。(酒飲んでなくても朝は弱い僕ですが)疲れが抜けていないし、胃が重かった。
皆さんもそんな経験ありますよね?そこで、改めて酒を飲みすぎた時に何故疲れが抜けないのかについて書いてみようと思います。
まず、アルコールが体内で分解される流れについて。
お酒を飲むと胃や腸から吸収されて肝臓へと運ばれます。肝臓ではアルコールを第一段階としてアセトアルデヒドに分解します。このアセトアルデヒドが大量に残っている状態が二日酔いになります。続いて、第二段階としてアセトアルデヒドは酢酸に、そして最終段階で水と二酸化炭素に分解されていきます。
肝臓はこれだけの重労働を私たちが寝ている間に行ってくれているんです。肝臓も体の一部ですから、当然フル稼働していれば疲れが抜けないのも納得です。
そして、肝臓がアルコールを分解するときに大量の水とビタミン、亜鉛などを消費するんです。
酒屋さんや飲み屋さんでお酒と一緒に水を飲みましょう!と言っているのは、アルコールを分解するときに必要になる水を補給しておくことで、肝臓がスムーズにアルコールを分解することを補助するためなんです。(もちろんお水を間に挟むことで、必要以上に飲みすぎるのを防ぐ目的もありますけどね。)
そして、同じく消費されるビタミンは、疲労回復の効果のある栄養素でもあるため、より一層お酒を沢山飲んだ次の日には疲れが取れていない状況になってしまうんですね。
これが疲れが抜けない一つ目の理由です。
また、お酒を寝酒に飲む方も多いと思いますが、お酒を飲んで寝ると質の良い睡眠を得ることが出来ないと言われています。十分な睡眠をとることができていないから、疲れが取れないんですね。また、アルコールには利尿作用があるため、夜中に何度もトイレに起きるなんて事も見に覚えがあるのではないでしょうか?それも、睡眠が途切れてしまうので良くないのではないでしょうか?
ここまで読むとアルコールを飲まない方が良いのでは?という結論になってしまいますが、僕は程ほどに飲むお酒は人間関係を円滑にする作用があると思いますし、お酒を少し飲むとホッとしてリラックスできたりしますよね?そのような精神的なプラスの効果もあると思います。
要は、無理をせずに程ほどに楽しむのが一番なのではないでしょうか?
ただ、お酒が好きな方であれば、長くお酒を楽しむためにも週に1~2日は休肝日をとることをオススメします。それが、結果としては長くお酒と付き合えることに繋がると思いますよ。
今日は、昨日の反省を込めて自戒のブログです。(笑)