悪魔の言葉は、たった3語 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ
今晩は。
セルフ整体塾・新宿天心会の吉田です。
兵庫県内を移動する電車の中からです。



治りやすい人と、治りにくい人。
病氣を克服する人と、病氣を呼び込み創り出す人。
この違いは、様々な点であります。

一番大きく違いが出てくるのは、
自分で夢を描いた時、未来を描いた時です。
その時に使う言葉が、違うのです。



簡単に言えば、
病氣を克服する人は、夢や未来が実現化しやすい言葉を使います。

一方、
病氣を呼び込み創り出す人は、夢や未来を潰す言葉を使うのです。

人間には、そんなドツボにハマる言葉というものがあります。

地獄行きとなる言葉、つまり悪魔の囁きの言葉ですね。
これは、ごく短い言葉なんです。

「でもね、しかし、だけどね」という言葉です。

これらをよく使うと、
「動こう」という意志もなくなるし、「動けるチャンス」も潰します。

そして、「ほ~ら、やっぱりね」と言うことになります。

変化を消し去ってしまう言葉が、この3語3文字なのです。

「でもね、やっぱりお金が不安だし」
「でも、やったこと経験がないことだし」
「でも、周りに何て言われるか分からないし」
「でも、家族が反対するだろうし」
「でも、体の健康に自信がないし」
「でもね、でもね、でもでもでもでも、、、、」

こんな「でも」ばかり言う人を、吉田は
「でーもん(デーモン=悪魔)」と呼んでいます(笑)

デーモン・悪魔の使う言葉は短くて、「でもね」の3語だけなのです。

人生を後向きにして、病氣まみれにするには、最高の言葉です。



逆に、
でーもんの反対だから、天使になるんでしょうか?
天使言葉を使う人を見たことがあります。

典型的なのは、ピーターセージさんですね。

彼は人生で2度破産していますが、現在はドバイに住む資産家の一人です。

彼曰く
「文無しになってしまった。
これは、資産を稼ぐイイ動機になるなあ」
です。

何かがおかしいですね(笑)
ある意味、いい様に頭がおかしいのです。

同じことを松下幸之助も言っています。
アメリカのジェノサイドのせいで焼野原になった大阪の地で、
再復興するのに200年は掛かると言われて誰もがそう信じた中で、
「日本の各家庭に我々の手で、電気製品を届けるぞ!」
と言ってのけたのです。

多くの人が、笑ったでしょうし、
本気にしていない社員もいたことでしょう。
しかし彼は、それを私達が今体験しているように、
現実化させたのです。



上手く行く人は、みなこうですね。
上手く行くときは、みなこう考えているものなのです。

諦める選択肢がないのです。
成功、達成させることしか考えていないのです。

自分がしたい物事、
「~たい」という言葉しかメインにはないのです。

だから、
一歩踏み出せば、必要な物事が次々見えてきて、
こなして行くことができるのです。



どの言葉を使うか使わないかは、私達の完全な自由ですよね。

あの言葉を使ったら、使用料を取られるとかはないですよね。
まして、一人で言う一人言なら、全くの私達だけの自由と言えます。

この自由をどう使うかだけで、全てが変わるのです。

あえて地獄行きの言葉を使うのか使わないのかは、もう本人だけの選択。
悪魔の囁きに耳を貸すか、天使の言葉に耳を傾けるかも、
本人の選択です。



上手く行く時、上手く行く人は
「どうしたら、できますか? 教えてください」
「何をしたらいいですか?」
という言葉ばかりを使います。

「でもね」と悪魔言葉が出てきても、
「じゃあ、どうしたらできるようになるか?」と
言葉がすぐに天使言葉に置き変わるのです。

物事が次々と発展して行く言葉を使っているのです。
能力が上がる言葉、人の協力を引き出す言葉、
資産が健康が拡大して行く言葉を、使っているのです。


一方、
デーモンは、
「でも、しかし、だけどね」で自己完結しています。

つまり、何もしないということを表現している。

今と同じことをする=命を活かそうとしない=死を選んでいる
=悪魔になろうとしている
のですね。



しかし、人間は悪魔ではありません。

だから最期、人間としての死を迎える時に、
嫌でも気付いてしまうのです。
「本当は、こんな生き方したくなかったのに!」と。

当たり前です。
人間は人間として成長の連続でこそ、生き甲斐を感じる存在です。
悪魔の様に、停滞や退歩には満足できない存在だからです。

人間なのに、人間として生きようとしないこと、
生に向かう言葉を使わないこと、
死に向かう言葉を使うことに、
そもそもの問題があるのです。

死に向かう言葉を使う者に、
健康も豊かさも、心開ける友人も要らないからです。

だから、
現状に不満があるのなら、
少なくとも悪魔の言葉を使うのを、止めてみましょう。

これをしたいから、これはしないと言うならいいです。
でーもんの言葉だけで終える習慣を止めにすることが、大事です。

すべては自分の言葉の選択なのです。
言葉を変えるのに、お金も、家族や会社の許可も、
資格も健康も経験も友人も、どれも要りませんよね。

ただ自分の意志一つだけなのです。



「~をしたい!   どうしたら、これをできるだろうか?」

こうした言葉を使って、
与えられたものを十二分に活かし切る様にして下さい。

悪魔の生き方か、天使の生き方か、
すべては自分の意志だけが決めているのですから。



(感謝)



吉田直樹  拝