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私は初めて地方統一選挙という物に参加してみましたが、国政選挙とは色々と勝手が違くてビックリしたことが多いです。選挙運動の出来る範囲も国政選挙と地方選挙では異なっており、今回の地方統一選挙はかなり勉強になりました。
ポスターの貼り方やチラシの配り方も細かく決まっていますし、選挙の専門家が居なければ候補者の当選は非常に厳しいのが現実です。

また、インターネットの影響力についても、地方にはあまり届かない事を強く実感しました。都市部や選挙区の範囲が広い国政選挙ではインターネットもかなりの力を発揮しますが、地域が限定されている地方選挙でのネット戦は非常に難しいところです。

ネットの力が弱いということで、ネットの悪評等も全く届かないというのはメリットにもなりますが、それだけに地域住民との繋がりが重要になります。選挙前から住民らの活動や行事に参加し、地域の有力者と友好的な関係を築き、選挙中に彼らの協力を得る事こそが当選への近道です。

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そして、集会やお茶会等も選挙で勝つためには重要な要因になります。別に100人や200人を集めるような大きな集会じゃあ無くても、10~20人程度のお茶会でも回数を重ねることで大きな票を呼び込む事が可能です。公明党なんかはその辺を堅実にやっていて、これが彼らの強さの秘訣にもなっています。

隣近所の付き合いで「この政党に票を入れる」と最初から決めている住民も多く見られ、地区によっては政党が丸ごと票を固めていた場所もありました。いわゆる組織票という物で、それを直接感じることが出来たのも大きな収穫だと言えるでしょう。

名古屋の守山区から出馬した松原みさこさんを私は応援させて頂きましたが、公示直前頃から「これは不味い」と感じていました。3月末から他の候補者の集会の情報を探ってみたところ、当選した方は殆どが数百人単位で人が集まっていたのです。松原みさこさんの集会で50人を超えたことは無く、その数は歴然としていました。

↓松原さんの事務所で
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私自身も過去の選挙運動を見た経験からインターネットに頼り切るのは危ないと感じていましたが、それが明確な形で見えたのが今回の選挙です。
元から「インターネットは票に繋がらないので、物や人を集めるために使う」と割り切っていましたが、選挙前から入念に宣伝計画を考えて、告知のタイミングや方法も設定しないと物も集まり難かったです。

そもそも、時間と労力の関係からインターネットの更新は全くと言っていいほどに追いつかない状態になりました。

ツイッターやブログの更新、YouTube動画の投稿、ツイキャスの生中継等をするにはマンパワーも必要で、高齢者の方が選挙戦に関係していることを考えると、この辺のインターネットの使い方をもう少し分かり易くマニュアル化する必要があるのかもしれません。

その一方で、統一地方選の1ヶ月前にあたる3月14日に行った当ブログ初の「真実を探すブログ オフ会(講演会)」は大成功となりました。参加者は120人以上で、今まで2年間の積み上げた更新と読者の皆様との関係がオフ会の成功に繋がったと感じています。

↓オフ会の様子
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地方統一選挙の結果は残念でしたが、それ以上に学べた事が非常に多く、物凄い沢山の方々と繋がることが出来たのはとても良かったです!まだ前半戦が終わったばかりで、これから後半戦が始まります。後半戦には当ブログのオフ会に来て頂いた松本和夫さんも出馬するため、後半も私は選挙戦に参加する予定です。

時間はあまり無いですが、前半戦の反省を活かして後半戦はもっと上手く立ち回りたいと思います。ご協力して頂いた多くの方に心から感謝すると同時に、今後も改めて宜しくお願い致します。