「あ、お疲れさまでーす」
「おつかれ!!久しぶりだねー」
INORIのプロモーションビデオの撮影中、
日テレの「音龍門」という番組の担当者さんがいらした。
番組の収録で、それには習字で番組タイトルを書いて欲しいとのこと。
「え、習字?なかじーん、しごとだよー!」
「はーい」
SEKAI NO OWARIでは、
文字を書く担当が決まっている。
中央大学出身、塾講師を5年間つとめた中島先生である。
ラブは高卒、私は音大卒、そして深瀬に至っては中卒なので
メンバー唯一のちゃんとお勉強が出来るお人である。
「あ、でもさ、習字って左手で書きにくくないの?」
中島先生は左利きだ。ちなみにラブも左利き。
「いや、習字は右手」
「え?そうなの?」
「そうだよ。だって、左で書けない仕組みでしょう、習字は。」
ウンウンと頷くラブ。いや、そんなこと分かりませんよ。
左利きの常識なのか?
「じゃあなかじんは、ペンが左で習字が右?」
「そう」
「お箸は?」
「左」
「バットは?」
「右」
「フォークとナイフは?」
「右利きの人と同じだよ」
「え、じゃあスパゲッティのフォークは?」
「それは左」
なんて器用な男なのだ、中島真一。
感心していると、そこへラブが乱入して来た。
「じゃあ◯○は!?」
「◯○はねー、最近左」
ラブが来ると、どんな話もくだらない話に変わる。
(中島先生の利き手じゃない字は、私の利き手より上手。)
中島真一という人は、
食べ物にも利き手のようなゴチャっとしたスタイルがあって、
それがまたとってもビミョウで、覚えられないようなものなのである。
例えば、
「インスタントのスープはお湯を通常の2倍で飲む」
「ほうれん草はくたくたになるまで茹でてあるものが好き」
「肉は生の部分がなくなるまで焼く」
など…
彼の苦手な食べ物は生魚なのだけれど、
「トロみたいだから」という理由でアボカドが、
「イカみたいだから」という理由でナタデココをあまり好まない。
好きな人から見れば、「言いがかりはよせ!」という理論である。
好きな食べ物はネギ。特にネギの乗ったラーメンは大好物。
好きな飲み物は牛乳。でも買ってきても1日で飲んじゃうから私は困る。
牛乳ばっかり飲んでるからか、
SEKAI NO OWARIの元気印でもある彼の今年の夏の目標は
「自分の部屋で、クーラーを一度もつけずに夏を乗り切る」
サウナのように暑い部屋で、パンツ一丁になって、
今日も新しい音を届ける為に、彼は休まず頑張っているのでした。
「おつかれ!!久しぶりだねー」
INORIのプロモーションビデオの撮影中、
日テレの「音龍門」という番組の担当者さんがいらした。
番組の収録で、それには習字で番組タイトルを書いて欲しいとのこと。
「え、習字?なかじーん、しごとだよー!」
「はーい」
SEKAI NO OWARIでは、
文字を書く担当が決まっている。
中央大学出身、塾講師を5年間つとめた中島先生である。
ラブは高卒、私は音大卒、そして深瀬に至っては中卒なので
メンバー唯一のちゃんとお勉強が出来るお人である。
「あ、でもさ、習字って左手で書きにくくないの?」
中島先生は左利きだ。ちなみにラブも左利き。
「いや、習字は右手」
「え?そうなの?」
「そうだよ。だって、左で書けない仕組みでしょう、習字は。」
ウンウンと頷くラブ。いや、そんなこと分かりませんよ。
左利きの常識なのか?
「じゃあなかじんは、ペンが左で習字が右?」
「そう」
「お箸は?」
「左」
「バットは?」
「右」
「フォークとナイフは?」
「右利きの人と同じだよ」
「え、じゃあスパゲッティのフォークは?」
「それは左」
なんて器用な男なのだ、中島真一。
感心していると、そこへラブが乱入して来た。
「じゃあ◯○は!?」
「◯○はねー、最近左」
ラブが来ると、どんな話もくだらない話に変わる。
(中島先生の利き手じゃない字は、私の利き手より上手。)
中島真一という人は、
食べ物にも利き手のようなゴチャっとしたスタイルがあって、
それがまたとってもビミョウで、覚えられないようなものなのである。
例えば、
「インスタントのスープはお湯を通常の2倍で飲む」
「ほうれん草はくたくたになるまで茹でてあるものが好き」
「肉は生の部分がなくなるまで焼く」
など…
彼の苦手な食べ物は生魚なのだけれど、
「トロみたいだから」という理由でアボカドが、
「イカみたいだから」という理由でナタデココをあまり好まない。
好きな人から見れば、「言いがかりはよせ!」という理論である。
好きな食べ物はネギ。特にネギの乗ったラーメンは大好物。
好きな飲み物は牛乳。でも買ってきても1日で飲んじゃうから私は困る。
牛乳ばっかり飲んでるからか、
SEKAI NO OWARIの元気印でもある彼の今年の夏の目標は
「自分の部屋で、クーラーを一度もつけずに夏を乗り切る」
サウナのように暑い部屋で、パンツ一丁になって、
今日も新しい音を届ける為に、彼は休まず頑張っているのでした。