こんばんは、セリナです!’RnB/ソウルの新たなる時代~RnB/ソウルを巡る新たなるムーブメント~’と題してお送りしてきましたこのシリーズも、いよいよ今回で最終回です。まだまだお伝え出来ていない部分や、間違いなど多々あると思いますが、一応今回を持ちましてこのシリーズは最終回とさせていただきます。それでは、早速本題に入りたいと思います!

< 10. ‘ネオソウル・ジャズ’ / ‘トラップ・ハウスジャズ’ >
*’ネオソウル・ジャズ’について
アーバン・ミュージックがお好きな方は、今’南ロンドン’を中心にジャズが熱いというお話を耳にされた方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介させていただきますのが、’ネオソウル・ジャズ’をユーチューブ上にて多数発表されておられますアーティストのその名も’World’s No.1 Music Vibe’さんです。こちらのアーティストの凄いところは’ネオソウル+ヒップホップ+ジャズのミックス+チルNアンビエント’という、今の時代のニーズに見事に応えているところです。そもそも’ネオソウル’の中には既に多分にジャズの要素が含まれているのに、あえてもう一度ジャズやヒップホップとミックスをして、’新たな音楽’を創り出す。ありそうでなかった発想ですよね!もちろんどの作品も素晴らしく、フレッシュな感性が存分に堪能出来る作品ばかりです!是非’World’s No.1 Music Vibes’さんの’ネオソウル・ジャズ’の世界を体験してみて下さいね!

*’トラップ・ハウス・ジャズ’について
次にご紹介させていただきますのは’トラップ・ハウス・ソウル’という新しいジャンルです。こちらのジャンルの創始者は’Masego ( マセーゴ )’というまだ25歳の新進気鋭のアーティストです。先月に来日公演が行われ、かなり盛況だったようです。( 残念ながら、私はライブに行くことが出来ませんでした。。。)マセーゴ君はサックスを始めとする多数の楽器を操り、なおかつ歌も歌えるという、マルチプレーヤーぶり。そして、さらにすごいのは彼の発想です。ジャズ、RnB、ヒップホップ、トラップ、ハウスを全てミックスし、’新しい音楽’を創り出そうという、正にジャンルレスなアーティストなのです。彼の最新作である’Lady Lady’というアルバムを聴いた瞬間、’ジャンル分け’というつまらない概念が吹き飛びました。以前’ベイビーフェイス’( 90’sを代表するプロデューサー兼シンガーソングライター )が’いずれはジャンルという概念がなくなって、残るのは音楽だけさ’とあるインタビューで応えていましたが、そんな時代の流れを象徴するアーティストがこのマセーゴ君なのかもしれません。

< 11. ミックス・フュージョン・クロスオーバー >
(*ジャズ、又は特定のジャンルを指していません。ややこしくて、すみません。。。)
さて、ここまではジャンルごとにカテゴライズしてRnB/ソウルを取り巻く現状について思いつく限りの範囲内で書かせていただいたのですが、将来的には前述しました’ベイビーフェイス’の言葉通り様々なジャンルとミックスされ、またはフュージョン・クロスオーバーを繰り返して、少しずつ形を変えながら進化していくのだと思います。

何だかありきたりな終わり方ですが、一応ここで’RnB/ソウルの新しい時代~RnB/ソウルを巡る新しいムーブメント~’シリーズの区切りとさせていただきたいと思います。次回からはまた別の視点からアーバン・ミュージックについてお伝えしていきたいと思いますので、もしよろしければまた遊びにいらして下さいね!お待ちしています!それでは今回はこの辺で!




*こちらがマセーゴ君です!