この問題について、とても長くなります。



今、多くの保護団体が存在するなか「殺処分0」に向けて努力し頑張っています。

しかし今回、ある保護団体で不妊手術をせずに譲渡している言う実態を知りました。

詳しい話を聞くために、他の数団体との会議に代表と行ってきました。

私達も不妊手術は絶対との思いがあり活動しています。

何故、不妊手術が必要と思うか!
これまでの活動の中で感じる事、保護犬を見ていても思うことがあるからです。


以前には見られなかったメディアでも、取り上げられるようになったペットブームの問題点…

①ペットショップでの生体販売
②悪徳ブリーダーの存在
③引取屋の出現
④飼い主によるネグレスト
⑤多頭崩壊

日本では「愛玩動物」と呼び、字の通り玩具であり物扱いの法律

では、各自治体にある愛護センターの役割とは?


私も都民です。
その東京都では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに「殺処分0」を掲げています。
もちろん、他県においても殺処分をヘラス取り組みはされています。

愛護センターに収容される犬・猫は
①迷子
②飼い主死亡によるもの
③飼い主放棄
④野犬

以前は、ブリーダーからの繁殖犬の持ち込みも多数ありました。

しかし現在は法改正もあり、センターも断れるようになったので、引取屋という新たな業者がでてきたのです。

その引取屋は、悪徳ブリーダーと同様に飼い殺しの状態で飼育


最悪なのは、処分に困り殺して遺棄する



この事は、NHKのクローズアップ現代でも放送されました。

ペットビジネスの闇

繁殖にかかわる遺伝病のことも参考までに

ペットビジネス~遺伝病の闇

ペットショップにいる仔犬達の親の実態です。

遺棄されずに、そのまま捨てられ野犬化し不妊手術されていませんから、そこから子供が産まれるケースも少くないでしょう…

そして迷子又は野犬としてセンターに収容される。

迷子犬と収容される中には、あきらかに飼われていた犬が捨てられたケースも少なくありません。
すぐに収容されればいいですが、不妊手術されていなければ同様の事が起こります。


外飼いされている家庭犬が、野犬によって妊娠し産まれるケースも多いです。

このケースでは、茨城県でいち早く取り組んでいる方がいらっしゃいます。
けいせつ基金

不妊手術の必要性は絶対なのです。


しかし、他県で活動していた保護団体が「殺処分0」を掲げて全国に広めるべく高額な支援金を集めて、神奈川と東京に保護施設を立ち上げました。

保護犬だった子を救助犬に訓練し、メディアでも取り上げられていたので、私自身もすごいなあ…と感心していました。


ところが、保護犬に不妊手術は行っていないという事を聞き!

その理由は、不妊手術を推進していないドイツの例を取り動物の本能を損なうからだと…

確かにドイツでは不妊手術は実施していませんが、ケースbyケースで、動物愛護に対する法律も厳しく犬税もある。

日本の実態では、そこだけ当てはめても無理な話。

先程書いた悪徳ブリーダーによって産み出される子は、無理な繁殖から遺伝的な精神疾患だったり、早くから引き離されペットショップに置かれることの問題もあり、不妊手術によって落ち着くケースもあることがわかっています。

繁殖犬のオスは特に頻繁にかけさせられていたので、ヒートのメスと分かると落ち着かず制御がかけられなくなるほどの興奮状態になります。

そして、一番の問題は不幸な犬を増やさない「収容犬0」を目指して多くの保護団体は活動しているのです。

「殺処分0」の本当の目的は「収容犬0」なのです。

だから、今の日本においては不妊手術は絶対であり、団体では不妊手術をしてからの譲渡をしているのです。

この団体においては、不妊手術未実施と言う他にも色々な問題があることが分かりました。

これから、他の団体とも協力して本来の動物保護活動をしていきたいと思っています。

賛否両論あるかと思いますが、皆様も寄付したお金がどの様に使われているか…
きちんと把握して、知って欲しいです…

続きは、また書きます…