ヤクザ | 喧嘩師ヒロblog

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『喧嘩=タブー』という世間の風潮を変えたい

喧嘩師として生きている以上、当たり前だが誰にもビビるわけにはいかない


喧嘩をよくやる人間ならわかる思うが、相手がヤクザの時にどうするかっていうのは大きなテーマになってくる


今の時代、一目見ただけで相手がヤクザかそうじゃないかを判断するのは難しい


喧嘩する前に「お前ヤクザか?」と聞いたって素直に答えてはくれないし、聞きたくもない


じゃあどうするのか…


「怖いからヤクザっぽい奴との喧嘩は避ける」って当たり前のような顔で言う奴もいる


まあ、気持ちはわかるんだよ


揉めたくないよな、ヤクザとは


正直に言えば俺も揉めたくない


ヤクザは『暴力』で飯を食っている


つまり、『暴力で引いたら終わり』という考えの元で生きている


しかも組織なだけに終わりがない


その場では勝っても身元を特定されるとヤバいことになる


だからもしヤクザらしきやつと喧嘩する時は、顔を覚えられるのは絶対避けること


当たり前だが、俺は相手がヤクザだろうがなかろうが関係なく喧嘩してきた


なぜそれができたかわかるか?


俺には守るものがない


家族ってものがいない


父親はいないし、母親とは絶縁状態で、唯一の身内だった祖母は死んだ


つまり、足手まといになる人間がいなかった


自分の身を守ればいいだけ


それに、ヤクザをボコボコにしたところで必ずしも狙われるわけじゃない


俺は喧嘩で生きる人間である以上、常に正々堂々と相手を殴り、蹴ってきた


チンピラみたく、戦意喪失した相手を金属バットで殴るなんてことはしないし、卑怯な行為なんてやらない


そうやって俺が身体張ってるのを、負けた側も理解してくれる場合もある


ただ、中には当然、そうはならないヤクザもいる


喧嘩で負けただけのことでとことん相手を追い詰めなきゃ気が済まない奴も多い


だから、ヤクザと揉めるのはリスクがあるよ


でも、それが嫌なら喧嘩をやめるしかないと俺は思う


俺は喧嘩って行為をする以上、いつでも半殺しくらいの目に遭うのは当たり前として受け入れている


喧嘩師が相手を選んで喧嘩するようになったら終わりなんだ