草鹿(くさじし)は鎌倉宮で毎年5月5日に開催されている弓道の神事です。

840年前の源頼朝の富士の巻狩りに由来するそうで、境内で30メートルぐらい先の鹿のぬいぐるみ⁈を鏑矢で射て、命中数を競います。(当たっても鹿には刺さりません)

選抜されたベテラン男女10名が伝統装束を身にまとい2回ずつ射ますが、命中率は3割弱ぐらいでした。年配の女性で的のど真ん中に当てた人がいらっしゃいました。

弓の名人はどんな境地なのでしょうか?晩年稲村ケ崎に「寸心庵」という書斎を構えていた哲学者の西田幾多郎博士は「主客合一(しゅかくごういつ)」という概念を提唱され、その例として弓の名人の話を挙げ、自分(主体)が無心となり的(客体)と仕合わせて一体になったと感じた瞬間(「純粋体験」というらしい)に矢を放つのが極意と話されたとのこと。

筆者は「禅」や「マインドフルネス」と関係あるな~と感じた次第です。

今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。

<ライター:沢☆一休>(鎌倉愛好家)

草鹿(くさじし)は鎌倉宮で毎年5月5日に開催されている弓道の神事です。

840年前の源頼朝の富士の巻狩りに由来するそうで、境内で30メートルぐらい先の鹿のぬいぐるみ⁈を鏑矢で射て、命中数を競います。(当たっても鹿には刺さりません)

選抜されたベテラン男女10名が伝統装束を身にまとい2回ずつ射ますが、命中率は3割弱ぐらいでした。年配の女性で的のど真ん中に当てた人がいらっしゃいました。

弓の名人はどんな境地なのでしょうか?晩年稲村ケ崎に「寸心庵」という書斎を構えていた哲学者の西田幾多郎博士は「主客合一(しゅかくごういつ)」という概念を提唱され、その例として弓の名人の話を挙げ、自分(主体)が無心となり的(客体)と仕合わせて一体になったと感じた瞬間(「純粋体験」というらしい)に矢を放つのが極意と話されたとのこと。

筆者は「禅」や「マインドフルネス」と関係あるな~と感じた次第です。

今日も仕合わせる一言をお読みいただき、ありがとうございます。

<ライター:沢☆一休>(鎌倉愛好家)