こんにちは！

志道塾門下生の宮崎肇です。

師走の忙しい時期、皆様いかがお過ごしですか？

僕はというと、先日15日にある公演に出演させていただきました。

それがこちら。

ありがたいことに、早々にチケットがソルドアウトしたため、大々的なご案内をできずにおりました。

さて、こちらの公演、内容としては歌あり、舞踊あり、太鼓あり、バンド生演奏あり、殺陣あり・・・と大変盛りだくさんの内容でした。

公演は大成功で終わったわけですが、今回の公演に向けての稽古を思い返すと、それもそのはずと納得します。

僕は、この公演の成功の拍手を、主宰の五條詠寿郎先生はもちろん、稽古を頑張っていた女性陣に送りたいと思っています。

彼女たちは、日本舞踊の初心者・経験者関係なく、朝から晩までほぼ毎日稽古をして、時には先生の厳しい言葉を受けながら、ただ一心に振り付けやフォーメーション、表情、そして着物の着付け、様々なことを休まずに突き詰めていました。

それは本番当日、公演中の舞台袖まで続いていたように思います。

今回、僕は出番が少なかったのでそうした様子が特に印象的で、最後の最後まで、気を抜かなかった彼女たちに舞台に向かう姿勢をもう一度教えられた気がします。

出番のない僕としては、一緒に頑張ることと言ったら、頑張っているみんなと同じように、袖で最後まで座らずにいることくらいしかできませんでした(笑)

もともと集中力が切れないように本番中座ることはしない方ですが、今回はただ立っているにしても心持ちが違いました。

早着替えも手伝えないし、とにかく頑張れ～！と。

袖で見ていて着物がどうとか、容姿がどうとか、そういうことではなく、頑張っている人は美しいと思いました。

また、この頑張りの先には常にお客様、喜んでほしい大切な人がいたのだろうと思います。

僕たちのようにお金をいただいてステージに立つ人間は、見てくださるお客様のために、常に最後まで考え抜き、鍛え抜かなければいけないのだと、改めて感じました。

モノづくりをする立場として、志道塾としても一人の人間としても、これから一層精進せねばと学んだ現場でした。

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