皆様こんにちは😊
毎日1冊。読んだ本をご紹介しています*
今日の本は、大切な足元に戻される1冊。
ドナルド・R・キーオは、アレン&カンパニー会長。1927年生まれ。コカコーラ社元社長兼COO。ロベルト・ゴイズエタCEOと共に12年間にわたり同社を経営し、世界200カ国以上のコカコーラシステムを活性化させた人物です。
ビジネスのように変化が激しい分野では、普遍的な成功の法則を見つけ出すのは難しい。
だが、どうすれば失敗するかなら明らかであり、それは、次の「10の法則」にまとめることができる。このうち1つでも当てはまるなら、あなたの仕事が失敗する確率は極めて高い。
▶︎失敗の法則①
【リスクをとるのを止める】
起業家が金を借り、新規事業を起こすことは、リスクをとることの中で、最も難しい種類のものだ。しかし、それと同じくらい難しいことがある。それは、成功している時にリスクをとる事だ。
▶︎失敗の法則②
【柔軟性をなくす】
状況が変わった時に、頑固にそれまでの流儀を守り通す。そうしていれば失敗する。
▶︎失敗の法則③
【部下を遠ざける】
▶︎失敗の法則④
【自分は無謬だと考える】
失敗する確率を高めたいのなら、自分の判断はいつも正しいと主張する事である。
▶︎失敗の法則⑤
【反則すれすれのところで戦う】
倫理を無視する人は、しばらく上手くいっても、いずれ失敗する。土台が腐っていれば、永続する強固な事業を築くことはできない。
▶︎失敗の法則⑥
【考えるのに時間を使わない】
▶︎失敗の法則⑦
【専門家とコンサルタントを信頼する】
▶︎失敗の法則⑧
【官僚組織を愛する】
▶︎失敗の法則⑨
【一貫性のないメッセージを送る】
▶︎失敗の法則10
【将来を恐れる】
失敗したいのであれば、将来を恐れると良い。成功したいのであれば、将来を楽観し、熱意をもって将来に立ち向かうべきだ。
▶︎失敗の法則11
【仕事への熱意、人生への熱意を失う】
こういう言葉がある。「何を愛しているかがわかれば、どういう人物なのかが分かる」
言い得て妙だ。ビジネスの世界においても、成功するには、愛情をもって取り組めることを探し出し、それを行うことが大切である。
その時々の仕事に熱心に取り組むことが、最善の結果をもたらすためには不可欠だ。
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コカコーラ社の過去の失敗を挙げて、とても理解しやすく書かれている。
一つ一つ、足元を大切に見直させられる、良い再確認になる。
規模は人それぞれだが、仕事に限らず、恋愛にも、各コミュニティー、全てに共通する。
大切なものは、そこまでいった人物でも大切だと言ってくれる。その姿は、やはり普遍的に、人として大切にしなければならない事柄なのだと、改めて感じさせてもらえる。
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【ビジネスで失敗する人の10の法則】ドナルド・R・キーオ 著