【NO LIMIT~自分を超える方法~】登山家*栗城 史多
すごい一冊。
同じ感覚を味わえる人間はどれだけいるだろう、、、。
小さな登山家が、極限の世界で見つけた魂のメッセージ
『僕は今、生きている。』
最終キャンプを出る直前。
心の中でたまっていた不安と苦しみが一気に湧き上がってくる。
その時に出てくる言葉がある。
「ありがとう」
苦しいから出す言葉ではなく、苦しいからこそ出てくる言葉。
「ありがとう」
その言葉でまた一歩、前に進める。
力んでも力は出ない。
山と対峙してはいけない。
苦しみも不安もすべては自然の一部。
僕らもその自然の中のごく一部。
苦しみを受け入れ、苦しみに感謝する。
苦しければ苦しいほど、喜びもまた大きい。
苦しみにはふたつの特徴がある。
ひとつは闘おうとすればするほど、大きくなっていく。
もうひとつは逃げようと思っていても、どこまでも追ってくる。
苦しみから逃れることはできない。
ならば苦しみを受け入れよう。
苦しみに感謝。
「ありがとう」
一人で山を登っているうちに、自然とその言葉が出てくるようになった。
山と対峙するということはこういうことかもしれない。
すべての苦しみは、受け入れることからはじまる。
受け入れることで、その苦しみが逆に力となってくれる。
反対に「ちくしょう」と大声を出したりすれば、力が奪われる。
苦しみは自分が作ったものにすぎない。
もしかしたら、苦しみとは自分自身なのかもしれない。
それを喜びに変えられるかどうかは、すべて自分の心次第。
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すごい。
本当に極限の中で、自分自身の中に答えを見出した人間の言葉だ!!
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