5月22日…



親父の命日です…



今日で


僕のブログも



終了しようと思います。



たくさんの方々に応援していただき
たくさんの方々に支えられてきた感謝は

絶対に忘れません!



いつかまた



どこかで


見かけたら
声でもかけていただければ



幸せです…



長い間


本当に御世話になりました。


本当に有難うございました。


本当に勝手な
人間で申し訳ない気持ちです。

いつまでも感謝を忘れずに
生きて行きます!


有難うございました!



時が経つのは本当に早い


この台詞を口にする人は多いでしょう


それだけ悲しみを忘れ

日々
思い出に変わって行っている事ですね。



何度かブログにて親父の事を書いてきましたが


亡くなった時


おそらく誰もは

「生きている時に、もっと何かしてあげれば…」


思うのが普通なんですが



僕は全く思わなかった。


何故なら
親父は親父の好きな生き方をして
貧乏ながらも
家族には全く苦労をさせずに
人生を終えました。



本当に楽しんだ人生だったと思います。



親父は


決して弱音を吐かず

決して人を憎まず

悪口も云わず

何かあれば



「許してやれや…」


「俺はいいから…」

が口癖でした。



僕はただ
そんな親父の背中を見て歩いて来て

同じように生きようとしてますが

広大な心と
怯まない勇気。


足元にも…です。


何せ未だに女性ひとりも
幸せに出来ないのですから…


ただ無言の中に
たくさんの学びをいただきました。


今も


空から



「情けないやっちゃのう…ニコニコ」と

笑ってるでしょう。







ここに来るのは

2年ぶり…


相変わらずに暮らしているのだろう


時は変わらない気がする


晩春の夕暮れでも
もう風は夏の薫り


その風に撫でられている
暖簾をくぐった。





「おう!久しぶりじゃね…よう来んさったね…」




オヤジさんは微笑んで迎えてくれた。







「元気にしとりんさったかい…いろいろと大変じゃろう…」


笑顔で麦焼酎を入れている姿が
奥の扉のガラスに映っている







やがて振り向いて

目の前にグラスと
付き出しとが…











ふと

奥の椅子に目をやった





「やっぱり思い出すかい…」


オヤジさんは誰よりも
俺を知っている
















…寒い…








聴こえる気がする













夏美…




雪解けまでは暮らしたかった



もう


早5年…



俺はずっと一緒にいたかった。



夏美が旅立って











5年…





苦く渋いグラスをの縁を
口に充て








何の目的もない



ただ偲ぶだけの



俺の旅…











・おわり・