柏尾志保のブログ

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ひとりごと。

心の整理したくって。



昨日はジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン 7th zig

『リボン、ちゃんと結びなさい』

の顔合わせと、本読みでした。


ジグスタで二人芝居×10本です!





まさかの、

『ブロックサイン』やります!



びっくりしたな〜


席について、

台本と印刷前のチラシが置かれてあって、

『ブロックサイン』って書かれてあるの見て。

あーびっくりした。




3年前 BLUE HIPSでやった

『円盤屋ジョニー』は

2人芝居×4 短編芝居×2本で


自分は2人芝居2本やらせてもらえたんですね。

それが

『ブロックサイン』と『思い出の品』で



短編は『円盤屋ジョニー』で、




その公演の前は『デイドリーム・ビリーバー』だし



なんとまぁ。

ジグジグで3公演連続同じ役をやることになります。



堤さんに

「オマエ、自分のやった役他のヤツにやらせたがらないだろ」

って言われましたけど


全然そんな事はないです。

それにもびっくり。

そんな気持ちはまったくない。





でも

エリーナもアヤカもちょっと思い入れ強めな役だったから、またやらせていただけたのは嬉しかった



今回の『ブロックサイン』の役もまた、

ものすごく沢山学んで、血となり肉となった作品だと思ってるので、やっぱりとっても嬉しい。





3年前の自分と今の自分って

もうまったく違う、別の人間なんですよね



失われたものも、悔やんだってある

得て大きくもなってる


考え方も感じ方も違う

何を信じているかも違う


あの頃とはもう まったく違う

もう同じ人間じゃない








だけど、

(この役に帰って来た)とも感じる


『ブロックサイン』をやった後は、

新たなスタートを切る事になりそうな予感がしている







お相手は保さん


大信頼してる。人柄が良すぎてもう。


思いっきり楽しんで、楽しんでもらう!












いろんな人のちからと支えがあって、こうして役をいただいてお芝居が出来る事に心から感謝します。




柏尾志保









健やかに、楽しく舞台に立っている時
どこかでなんの言葉にも代え難いほどの悲しみや苦しみに打ち拉がれている人がいる

様々な事情を抱えながら、それでも劇場まで来てくれる人がいる




色んな現実や思いをすべて受け止めて
今日も元気にいってきます





観ていただいたすべてのみなさま
そして今日観ていただいくみなさま


本当にありがとうございます。



柏尾志保



『デイドリーム・ビリーバー』

昨日無事に幕が上がりました。

稽古期間は短かったはずなのに、この日までがすごく長く感じていて

やっとという気持ちです。


ここから、語ります。

ここ最近は、語るのはその責任のある人がやればいいと考えてて、ほんとは避けてるのです。
お芝居してるとどんどん語りたくなくなる

鮮度が落ちる感じがして。
腐ってしまう気がして。

だけど、節目として…。




初めて堤泰之氏の作品に出演したのがこの作品。3年前に上演されました。

今回また同じ役を演じさせていただいています。同じ役を演じるのは初めての経験です。

あれから3年 お芝居をしている間に、
あの時、あれができなかったな
とか
今ならこうしてるだろうな
とか、

時々3年前のエリーナを思い出していました。

だから今回は3年前の自分のとの戦いでもありました。
稽古が苦しかった。いやいつも稽古は苦しいものなんだけども。
いつもはその時の自分とだけ戦えば良いから

当たり前なのだけれどやっぱり、一度板に上げた役っていうのは、ちゃんと抜け目なく埋まっている。

でも時が経つと、自分自身は考え方も感じ方も大きく変化していて。もうあの頃の私は存在すらしていないのではないかと思うくらいに
演出も周りの役者も3年前と同じ共演者も、みんなみんなあの頃とは変化している。 

でも台本はあの頃のままなわけだから、ゼロからってわけではなくて

あの時、ああできたのに
今もうできないなんでだ?

今回もこうしたいけど
気持ち悪い、
それでもやる?やらない?どうする?

みたいな感じで藻搔いてました。どっちなのか本当に判断付かないことが多くて。


稽古ではまず演出家の堤さんに喜んでもらいたい、驚かせたいって思っていて

これは私の中で特に大切にしていることです。
極論は、〝演出してもらわない〟

堤さんはしばらく役者を放置してくれる演出家なので、普段はとても有り難いのだけれど今回は、どっちですかね?!って
聞いてしまいたかった


稽古後半からギリギリまで、悩んで、
また今回も堤さんに助けられました。

まだまだ。まだまだまだまだです。

でも、だからお芝居は一人でやるもんじゃないよね!って、改めて喜びも味わえています。


稽古を経て初日を迎え、まったく違うエリーナが生まれました。
そして新しいデイドリーム・ビリーバーが仕上がりました。


ひとりでも多くの方に観ていただきたい作品です。

暑い日が続いておりますが、
ぜひ、劇場にお足をお運びいただければ幸いです。







ジグジグ・ストロングシープス・グランドロマン 5th zig
『デイドリーム・ビリーバー』

作•演出: 堤 泰之
劇場:上野ストアハウス
〒 110-0014 台東区北上野 1-6-11 ノルドビル B1
劇場ホームページ

【チケット】
一般 前売 3,500円/当日 4,000円
平日昼 3,000円
25歳以下 2,000円

ご予約はコチラから


柏尾志保出演♢チームのみ記載

2018年8月
1日(水) 19:00 
3日(金) 14:00
4日(土) 13:00
5日(日) 16:00
6日(月) 19:00

あらすじ

10年に一度といわれる大型台風に見舞われた田舎町で、土砂に埋もれてしまった陶工房を復興させようと、地元の人々が立ち上がった。その動きを知った商工会は、陶工房を新しい町おこしの目玉にしようと企てる。さらに東京からは得体の知れないミュージシャンが被災地の人々を勇気づけたいと押しかける。
様々な人々の思惑が絡み合い、『復興』は、ぐねぐね、とぼとぼ、ごちゃごちゃしたものになっていく…



昨日観ていただいたお客様、
ありがとうございました。

そしてご予定いただいている皆さま
本当にありがとうございます。

劇場でお待ちしております。


柏尾志保