2016年を振り返って⑥〜乙女座編〜​
 
乙女座のメンター問題​​​​​​
 
前回乙女座の記事について書かせてもらって、今回はですね、乙女座の奥深いところにある感覚をもう少し探っていきたいと思います。
 
今回取り上げたい乙女座の特徴として
 
・空白を作ることに怖さを感じる
→スケジュールや予定に空きがあると、「私こんなことしていて良いのか」と思ってしまう
 
・「次は〇〇に取り掛からなければ」と常に追い立てられる。というか、そういう追い立てられるのが当たり前で「ゆっくりする」という感覚について全然わからない
 
があります。これは乙女座以外の人でも、「あ、私もそういう感覚がある」と感じたら読んでみてください。
 
ちょっとこれは2014/10/20-10/26のしいたけ占いの乙女座なのですが
 
~今のあなた~

外側からは「とにかく頑張らなきゃ」と一生懸命やろうとしている強めのオレンジ。そして内側からは「今、やる気出ないんだよね」と休んでいる薄いオレンジ色がありました。なぜ今こういう状態になっているかというと、乙女座にとって「とても長い時間をかけて頑張ってきた問題」が一つ大きく動いたからです。その結果に関して満足している人もいれば、「え、こんなもんだったの?」と思う人もいると思います。反応はそれぞれなのですが、今の乙女座に共通しているのは「新しく仕事を見つけてこない」というところにあります。これは「隙間を作らないぐらい、次から次へと仕事を見つけてくる」乙女座にとって大事な空白。

 
とありますね。この太字の部分の乙女座が「新しく仕事を見つけてこない」重要性について書いたものなのです。
 
仕事ってたとえばそれが宿題でも、自分磨きでも、「やらなきゃ」とか「埋めなきゃ」という感じで思い出されるものですね。
 
「こんなことしている場合ではない」
 
と思い立って「何かに気合いを入れて取り組む」というのが仕事と言われているものです。仕事ってたとえば「おはよ~」って言ってパジャマで出社するとか、そういう形ではなかなかできずらいじゃないですか。なかにはそういう人もいるかも知れないけど(笑) 
 
仕事って気持ちを入れて、背筋をピーンと伸ばす。そして「仕事モード」とか「やってやりますよモード」になって対応したり、処理したり、あとは求められていくことをこなしていくのが大体多くの人に共通する「仕事」というものだと思うのです。
 
乙女座って本当に不思議なんだけど、これは信じてもらいたいんだけど
 
超面倒くさがり屋
 
の人が多いのです。超面倒くさがり屋だから、自分のプライベートをゆっくり過ごしたいから「自分の気持ち良い時間を阻害する可能性があるもの」を徹底的に排除したり、整理整頓をします。危険とかリスクとか、面倒くさいと思われるものをまだ芽の出ていないうちに摘んでいくというやり方ですね。
 
これは牡牛座や乙女座や山羊座という、いわゆる土の星座に共通している感覚だと思います。土の星座って本当にゆっくりできないし、公私の感覚って他の星座よりわけられない。だからプライベートでも友達を励ましたり、あんまり参加したくない飲み会にも参加するという「業務対応」を自分で自ら進んでやっている人が多いです。
 
そういう業務対応が無理になって、「なんでワシがここまでやらなければいかんの?」と一番早くにブチ切れたのが去年2016年の乙女座です。「はい、もう無理~。さようなら~」と言って、今ふうの言葉で言うなら「全員に好かれなくても良い、嫌われる勇気」を出したのです。
 
「全部に業務対応をしません。私も人間なんで。ロボットじゃないんで」
 
それが乙女座にとって今の自分を幸せにするための宣言なのですよ。
 
だからですね、乙女座の人は言っても言わなくても良いですから、誰かと向き合う時に心の声でも、実際の声でも良いから
 
「自分でできるよ」
 
と声をかけてあげてください。自分の手伝いは伝家の宝刀として取っておく。気やすくは助けない。「ここから先は有料サービスになっておりますんで」と。
 
ちょっと自分が「なかなか気安くは現れない大女優(もしくは俳優)」だと思って欲しいのです。
 
誰かに特別に好かれるためには、誰かからは失望される必要もあります。
 
自分が本当にやっていきたいことを見つけ、やっていくためには「全部できます」と安請け合いしない覚悟がいります。
 
全部をやってしまって疲れ尽きる前に、自分が一生懸命やりたいことを絞っていくこと。「これには100%を尽くせる。もっともっと面白くできる」ということを少数精鋭として持っていくこと。
 
「それは残念だけど私の問題じゃない。あなたの問題。だからあなたが心を尽くすべき。でも私はあなたを好きだし応援している。やってみて」
 
と言える大人になることを目指して。
 
やっぱりどうしても「これをやれば誰かが助かる」という自分を削りすぎてしまう頑張りをしてしまっていると、自分に空白が空いた時に「自分のために時間を使う」とか「癒されること」がどういうことかわからなくなってしまいます。
 
あなたは充分に他人のためにやってきた人だから、しつこいけど「応援する。でも、あなたの問題だからなんとかしてみて」とその人の問題をその人の手の中にお返ししてあげること。そしたらもう、その問題はその人の問題なのだから。
 
「ここで自分の好き嫌いとか無理って言えたら楽なんだよな」
 
と何回も何回も思ってきたんだから、ちょっとぐらい期待に添えなくも良いのですよ。
 
・本の中に「乙女座は実は燃え尽きたい体育会系」の成分について書きました。そちらも今度書きたいです。