今日は乙女座について書こうと思うのですが、毎週の「しいたけ占い」でもこの3~4ヵ月間ぐらいの乙女座に対する記述って「ちょっといつもと違う」みたいな感じで受け取られている人って多いと思うのです。

 

ものすごく単純化してしまうと、“いつもの乙女座”に対するメッセージってやっぱり

 

「あなたがそこまで背負うことがない」

 

っていう、乙女座ってデフォルトとしていつも誰かの世話面倒を見ていたり、自分の業務を超えてパフォーマンスを発揮するのが当たり前とか。その辺は過去に書いたもの

 

・乙女座、突き放す勇気

 

・乙女座のメンター問題

 

・2016念を振り返って⑥~乙女座編~

 

とかでもそうだったと思うのです。

 

でも、なんか最近の乙女座ってもっと「フワッ」としているんです。

 

なんかですね、乙女座にとって「あ、ごめん、やらなきゃいけないこと忘れてた! 」ってちょっとひとつやふたつ、たまに「抜け」がある方が健全だと思うのですよ。「自分がやらなければいけないことを全て網羅していなければいけない」って、やっぱりどうしても異様な緊張感を常に保っていなければいけないから。

 

これは僕の個人的な感覚なのですが、乙女座と牡牛座って、気持ち的に「ちょっと閉じていた方が調子が良い」ってあると思います。どういうことかというと、このふたつの星座って「一回周りを気遣いだすと、際限なくやってしまう」という特性があるから。何かですね、上手く言えないんですけど、このふたつの星座って「お寿司を夕食で買ってきて、お醤油を買い忘れた」というのがたまに起こることはむしろ良いことなのです。あと、「あの人本当はどういう人なんだろうね? 」ってたまに言われていた方が良いのです。

 

人間関係についてもいっかい「あの人大丈夫かな」って気を遣い出すと本当に際限がなくなります。「あ、怒ってる? ちょっと元気ない? どうしたのかな。なんかしてあげなきゃダメだよな。どうしなきゃいけないのかな」という悩みを下手すれば自分の時間を削って夜中の1時ぐらいまで考えてしまうことってあるじゃないですか。だから、ちょっと閉じましょうという提案なのです。

 

「ちょっと閉じていた方が調子が良い」って、あなたが前に出てきてしまうとどうしても「良い人枠」の中に入ってしまうから。そして、意地悪な人から意地悪をされてしまう対象にされてしまったり、「弱さ」という武器を持った人が「お、乙女座がいる。面倒を見てもらいましょう。じゃあ、全部お願いします」ってかなり頼られてしまうから。乙女座ってどうしても「自己犠牲をする救世主」というところがあるから、これもしつこいけど救世主やる時は課金制にしましょう。「これ以上のサービスを受けるためには課金が必要です」って自分で決めておく。無料サービスでできる範囲のことしか基本的にやってはいけない。

 

人間って、誰かに意地悪をしようとしたり、誰かを頼ろうとする時に、ちょっとおどろおどろしい言い方だけど「良い人なのか悪い人なのかわからない、得たいの知れない人」に対してはそこまで干渉できないのです。

 

乙女座って、そのパーソナルスペースを死守するために(もう傷つけられないように)意識して「あ、本当に私イヤなやつだから気をつけた方がいいよ」と自分から進んでアナウンスする人もいます。

 

でも、今年に入ってからのあなたってもっと「正体を掴めない」という感覚が、「恐い人」とか「気難しそうな人」というちょっとだけ負のイメージではなくて

 

「なんか子どもみたいに童心を取り戻して、ひたすらフワッと楽しんでいる」

 

みたいな自分像が出来上がってきていると思うのです。

 

だから、今年も半分ぐらい?  経ってきたと思うのですが、「フワッ」とした感覚を維持して欲しいのです。

 

「頼まれたことを忘れていたら謝ろう。謝って許してもらうことが私の信頼力」

 

ぐらいに思っていた方が後半戦も楽に迎えられます。

 

乙女座の人の中にはたまに「自分は無個性だ」と嘆いたりします。でも、あなたの周りの「個性がある人」をちょっとだけ注意深く観察してみて欲しいのです。個性がある人ってね、けっきょく「やりたくないことを(極力)やらないと決めている人」なんですよ。それで、「やりたくないことをやって消耗する機会」から自分を保護している。そうすると勝手に個性って出てくるのです。

 

あなたはこの下半期も、ちょっとフワッとしていてもらいたいのです。それが必ずあなたの個性や武器を出す土壌になっていってくれるから。

 

恋愛とか人間関係についてのアドバイスまた次で(笑) 乙女座がどうやって愛を受け入れるかですね。蠍座の②と同じようにちょっと濃いから待っててください。各星座についても。ではまた。