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蠍座はこちら(VOGUE Girlのサイトに跳びます)

 

 

前回の記事で「激動の2017年」って書きました。この記事のなかでは

 

「2017年って普段その人がやってきたパターンがあんまり通用しなくなって、剥き身の自分、生身の自分が出て、だからこそすごく“痛さ”を感じる経験が増える」

 

と書きました。

それで蠍座なんですけど、蠍座ってもうとにかく「耐えられちゃう人」なんです。

矢が突き刺さっても、頭に包丁が刺さってても「ううん、私は大丈夫だよ」と言えちゃう。

「他人や理想のために自分の強さを保つこと。弱音を吐かないこと」

が蠍座の人にとって最大級の誠意だから。

僕が蠍座が好きなのが、矢が突き刺さっていたり、苦難があっても「大丈夫だよ(ニコッ)」ってしてるんだけど、本当に我慢ができなくなると

「大丈夫なわけねェだろおおお!」

と大噴火を起こすところですね。もうそうなったら周りもめちゃくちゃにできる。そういう任侠映画っぽいんです。

 

もちろん、蠍座が痛みに対して鈍感なわけがないんです。でも、痛みを普段から乗り越えようとしている。「私がもっと強くなれば」とか「今痛いのはしょうがない。だって私はそういうレベルにいるから」とか、妙に自分の状況に対してジタバタをしないのです。

 

これってまた今度詳しく話していきたいことのひとつなんですが、蠍座の人が自分自身に対して感じるジレンマって

 

「動けるときと動けないときがハッキリし過ぎている」

 

ってあると思います。

 

もう動くタイミングがきたときは「全てを一新するぐらい」に猛烈に動きます。でも、自分が動くタイミングじゃないときには全然蠍座って「今に耐えるだけ」で動けなかったりする。もうまるっきり、本当に動けないタイミングがある。

 

「もう少し小回りする動き」って蠍座自身がすごく求めているものだと思うのです。

なんでこんな蠍座が不器用かと言うと、これは後でまた話をするように

 

「ドラマや物語を感じないと身体や心が動けない」ってあるからなのです。

そのドラマって何かと言うと、「あ、もう無理だ」って限界まで追い詰められたときとか、「あ、もうそろそろ限界超えるな」って、なんかクライマックスシーンの爆発に向かっていく感触があるときにすごく気持ちが動くのです。自分を取り巻くスピード感が変わった瞬間。

蠍座って金曜ロードショーで言うところの「22:20分の女なり男」なのです。

ほら、映画ってそれぐらいで最大級の危機が訪れるでしょう? やっと宇宙人のバリアを破るレーザーが間に合ったと思ったら、大ボスには利かなかったとか。

そこから最後のシーンまで奇跡を連続で起こし出す。

 

「もう後はやるしかない!」

 

ってなったら、どんなタフな展開でも連続でクリアーしていく。それまではひたすら準備を整え、エネルギーを溜めているみたいなところがあるのです。レースで言うと最終周で一気に加速するみたいな感触。

蠍座ってこれはもうすごく本能的なんですけど

「ドラマがないと動けない。もしくは生きられない」

という部分がすごく強いのです。逆に言うと、平穏無事をすごく願っているんだけど、平穏無事の状況ってどう生きたら良いのかわからないっていう感覚がすごくあったりします。

■ 基本はやっぱり命懸け

蠍座の横顔が一番光り輝き、生きる力がみなぎるとき。

恋愛でも、仕事でも、生活でも

「命を賭けるときがきたか」

という直感的に感じる瞬間です。日本刀で言うと鞘から刀を抜いた瞬間。


「平常時と、刀を抜いたときの違い」

って、女優さんで言うと綾瀬はるかさんがそういう感じなのです。

ドラマで『ホタルノヒカリ』が好きなのですが、普段グータラしてるときと、真剣な表情で何かを伝え、周りを動かす力ってあの方はすごいじゃないですか。それが蠍座的な感覚です。

蠍座って一番輝く時や、本当に自分の人生が変わるような時の行動って

「もうどうなってもかまわない」

っていう、不退転の覚悟っていう昔の言葉があるのですが、そういう状態になるのです。

だから、中途半端な行動ができない自分にコンプレックスを持つ蠍もいらっしゃいます。

「奇跡にしか用がない」、「基本命がけ」

それが蠍座のキャッチフレーズでもあるのです。

射手座もそういうところがあるのですが、蠍座の方がもっと「擬態(ぎたい)」が得意。

普段はぐーたらしたり、ニコニコした世話好きの人だったり、火が立たない限りは自分を隠し続けられる。 

だから蠍座の人にこの2017年やって欲しいのが「綾瀬はるかさんをよく見て」ということ。笑

あの方の無邪気な表情と、「グッ」と何か顔つきが変わったときの雰囲気みたいなもの、命懸けの空気みたいなものを想像で良いので自分のなかに取り入れてみてください。

■ 2017年、蠍座は火を消してはいけない

あなたは極限まで耐えることができます。好きな人や守るべきもののために、自分を出さないで「みんなの期待通りにすることに専念すること」なんかもできます。

「昔に別れた恋人ですら守ろうとする」面倒見の良さを、自分のために使わなければいけない。

蠍座の火を消してはいけない。

自分が本気になって動いたときって、自分の周りの世界を変えます。それは恐いことかも知れない。

でも、だからと言って大人しくして「誰かが気付いてくれるまで待つ」なんてやってしまったら、それは誰も幸せにならない選択なんです。

「やるからには中途半端がない」でしょう? 

・「周りはそんなことしていない」
・「私が急にそんなことし出すと変に思われる」
・「私が動いてしまうと私が守るべきものたちの面倒が見られない」

あえて汚い言葉で言います。クソくらえですよ。

あなたが火を起こさないで、あなたが目立たないでどうするのか2017年。

蠍座は激しい直感の人だから、この数年が「みんなにとって変化の年」であることに気づいている人も多い気がします。

だから、下手をすると自分が愛する人たちの「見守り人」になっちゃう。

でも、あなたが火を起こす順番なのですよ。あなたは誰かの後ろに控えている人間なんかじゃない。

あなたがみんなのために言ってあげられること。

「命懸けでやってみろ。とことん見ていてやる」

です。そして、あなた自身もその言葉を自分に言ってあげてください。

見守る愛は他人への愛。

でも、その愛に飽きてきたのならば、自分で火を出し、その火を見つめるときがきています。蠍座は乙女座と同じように

「好き嫌いが激しく、自分が綺麗と感じたり美しさを感じた世界に対して命がけ」

になることができます。

でも同時に「自分勝手さ」とか「タガが外れた自分」に対する恐怖心がすごく強い。乙女座と比べてもブレーキはないから。

でも、自分が好きなこととか好きな人には「本気で命がけの好き」で良いと思うのです。

そこをごまかしてカッコつけようとしたり「保護者」を気取ったり、「わかってよ」を出してしまうと、不完全燃焼から毒が出ます。

「転んでも自分は本気」

って自分だけは自分を好きでいてあげること

本気を出すことって、なにも無軌道になることや周りを傷つけることだけではありません。

蠍座と射手座は「本気になったらヤバい人たち」でもあります。

だからこそ、今自分が抱えていることが「本気で好きだから向き合ってるんだ」と宣言する。

激しい言い方でごめんなさい。

激しい行動が変なオチや結末を迎えてしまうときって必ず最後の最後で

「これだけやってるんだから見て欲しい。気づいて欲しい」

の、最後1,2割の甘えが出ちゃうんです。

でも、オリンピック選手でメダルとる人ってそれまったく出てないでしょう。最後まで自分で収めようとするでしょう。

日常生活のなかに自分だけのドラマを作り出す人って本気を宣言している人だけです。

だから火を。

火を起こして目の前にあるものから

「本気で好きだからカッコ悪くても、本気でやってこの波を自分のものにしてみせる」

と宣言してみて😃

ということで続きはまた近いうちに。後編は「命懸けじゃなきゃダメ」とかの口調ではなくて、もっとやさしくフォローします。

 

 

■ 他の12星座のインスタLiveを振り返って

 

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② 牡牛座を振り返って~2017年しいたけ占い下半期インスタLIVE~

 

③ 双子座を振り返って~2017年しいたけ占い下半期インスタLIVE~

 

④ 蟹座を振り返って~2017年しいたけ占い下半期インスタLIVE~

 

⑤ 獅子座を振り返って前編~2017年しいたけ占い下半期インスタLIVE~

 

⑤ 獅子座を振り返って後編~2017年しいたけ占い下半期インスタLIVE~

 

⑥ 乙女座を振り返って前編~2017年しいたけ占い下半期インスタLIVE~

 

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⑦ 天秤座を振り返って後編~2017年しいたけ占い下半期インスタLIVE~