皆さんキントア豚ってご存知ですか?
私も、非常に数も少くあまり輸入されない事から調理する機会がなく噂は聞いていましたが、
何と言っても値段が高い!和牛なみです。なかなか使えません!
高くて美味い豚肉といえば、イタリアのチンタネーゼやスペインのイベリコ豚が有名ですが
フランスではバスク豚でしょう。その中でも別格扱いされているのがこの黒豚のキントア豚なんです。
最近では貴重な食材が国内に入ってくるようになり、本当にありがたいです。
数年前にイベリコ豚のペジョータ(最高のクラス)を食べた時には、何じゃこりゃ?豚肉?
そりゃ~感動しましたよ。確かこの頃も幻の豚肉なんて・(でも、今ではスーパーでも並んでいますが^^;)
ところで、キントア豚とは?
フランスの地種のひとつであるバスク豚は、フランスとスペインの国境ピレネー地方で飼育され、生まれて2ヶ月程母乳を飲んで過ごし、その後 14ヶ月くらいまで、野山や田園を駆け回り、栗やドングリ、ブナの実など、自然の恵みを食べて育ちます。そうして出来上がるバスク豚は、脂身も適度で、肉質、風味豊かな味わいに仕上がります。 一時は絶滅の危機に瀕したバスク豚、ピエール・オテイザ氏の尽力により、序々に頭数を回復し、1997年には血統登録書に登録されました。現在でも年間3000頭程しか飼育されていない大変希少な豚です。
ちなみに、
純血黒豚バスク豚がバスク語のキントア豚となりました。
ピレネー山脈一帯は昔 バスク語でKINTOAと呼ばれていて、その地域名を取り今後はキントア豚として出荷されます。
そして、ついに買っちゃいました!
どうでしょうか、この赤身に綺麗なサシのはいったお肉!
例のごとく料理写真を撮り忘れ。
どうしても、料理をしている時は集中しているので忘れてしまいます^^;(でも、それが見たいんですよね!)
味わいは、イベリコの様なコクのあるタイプではなく、アッサリと上品なお肉。
お客様は牛肉の様だとおっしゃられていました。
上の記事を見てお客様から、料理の写真を頂いたので追加で、アップします。
Mさん有難うございました。
四間道レストラン
名古屋市西区那古野1-36-36
tel:052-533-1788
http://www.shikemichi.jp/