あのね

ポンデケージョ!

ポンデはケーションではなく、ケージョがほんとみたい


昨日、夕方、ついに

手作りポンデケにトライしてみたよ


はじめて作ってみたけど

まさかの超絶美味しく出来たの!



下田美咲の若干固いブログ。-101130_1818~01.jpg


でも写真は第二弾!



第一弾は、まず過ぎて

飲み込むに値せずで

味見で口に入れたのさえ、そのまま三角コーナーにペッてしたよ


熱々と冷めかけと冷めたのと

念のため時間差で温度別に三回味見して

結果、全部

ぺっ


ぱっ


って

したよ。




第一弾はね

材料の一部が調達できなくて


タピオカ粉が見つけられなくて

小粒タピオカで代用したんだけど


どうにかサラサラの粉にしようと


ミキサーで、だいぶねばったんだけど


耳栓までしてだいぶ頑張ったんだけど


ミキサーが熱くなっちゃって、終わったよ


それでその妥協の粉末で


無理矢理、作ったことがもろに敗因となったよ

やっぱ粉末じゃなきゃだめか、そうだよね、ていう


材料全部混ぜて火にかけたときには


明らかに、失敗の兆しが見えていて


ん?

もしかして、これすでに生ゴミ?

って半信半疑で

でも、お鍋焦がしながら一生懸命こね続けてみたけど

私の眼は確かで


あれは生ゴミだったよ。



一回分の材料を無駄にしてしまったけど

私がそれを購入して

それが私のものとなった時点で

食べ切ろうが捨てることになろうが

でもそれは地球にとって同じことだね




前から思ってたけど


残さず全部食べなさい!っていうの、よくわからない




私が食べても食べなくても

誰かがそれを手に出来るわけじゃないし


それが


明日の私の血や肉となっても、生ゴミとなっても

それってまったく私以外にとって価値が変わらない。


どちらにしても、誰の役にも立たないことで


私が少し多く食べたからといってまたは食べなかったとして


そのことはどこにも影響が無い



その人の分となったものは

どちらにせよ

すでに誰のためにもならないものだから

無理をして食べる理由が無い


こういうとき


食糧が不足して困っている人や国の存在をよく引き合いに出して


「食べなさい」って言う大人がいるけど


本当にそのことについて考えているのなら


もっと違うこと思いつかないだろうか、と思う




美味しく作れなかったせいで、お料理を捨てることになってしまうとき

食材だめにしちゃったなぁ、って


すごく自己嫌悪な気持ちになるけど


悪いことした、もったいないことした、の対象は


お料理ではなく、食材。





食べ物を粗末にしてっ!


って言う、おばあさんが


よくいる気がするけど



私は「粗末」って


食べるか食べないかで発生する価値観ではないと思う

いただきます、より、もっと全然手前のところで起こる事態だと思う


いただきますの時点では、

もうそのあとどうなっても、それらは同じことで


食べ物の最終的な行き先が


私の身体でもゴミ箱でも、それって意義として変わらないと思うし

食べきれば粗末じゃないみたいなのエゴだと思う




食べ物が残ってしまった時


誰かに責任があるとすれば、悪い人がいるとすれば


まずい料理を作った人



粗末にしないためには

頑張って食べるんじゃなくて

もう食べたくないと感じたら

潔く土に埋めて大地の養分とさせることだろうと思うよ。


でも私、美味しいものは捨てられない


どんなにお腹いっぱいでも食べる


美味しいものを残すのは、ちょっと、生理的に無理


そんなの落とした札束を拾わず行く感じ


そんなの黙ってみてられない、手が出ちゃう


やり過ごすには、あまりに気持ち悪いの




だからつまり、まずいものは、食べ物ではないんだね


沼の中に落としてしまったらもう食べる対象ではないのと同じ




沢山努力しないと


美味しい!!ってものは作れないし


美味しいってことは、その裏に?その中に?熱い物語があるってこと


それを捨てるのは非道だ








話それすぎた






とにかく私は美味しいパンが作れる女になったよ


これは


綺麗にアイロンかけが出来たり、上手にお布団カバーをかけられたりすることに


匹敵すると思うんだ


だから私はもう、そういうことは出来なくてもいいね。




しばらくパン作りにはまりそう


ブルーチーズはちみつポンデとか


黒コショウ枝豆ポンデとか、荒挽き胡椒カリカリベーコンポンデとか


色々作ってみたいバージョンが


すでにあるよ


構想は広がるばかりだよ



私は


人の作ったパンつまり素人の手作りパンとか食べたくないけど


万が一、食べたい人いたら


焼き立てをいつでもあげるよ


ポンデは今後かなり研究したいからそうなると食べるのが追いつかないよ




第二弾ね、びっくりするほど美味しかったんだよ


わたし的に


ここのパンが一番美味しい!!と


神パンとあがめているパンレストランがあるんだけど


そこのチーズスティックに


いきなりそっくりでびっくりしたんだ


焼き立てが素晴らしかった



でもね、本当に美味しいパンは冷めかけが一番美味しいことを私は知っている


その神パンがそうだった


いつが食べごろなんだろう?と


焼き立て直後からそれが完全に冷めて固くなるまでの過程を一口ずつ食べていった結果、発見したの


パンの焼き立てが美味しいのなんて当然で、そうでないものなど論外で


冷めかけたときに、


あれ?焼きたてより、こっちの方が美味しい!と言えるのが


本当の旨味パン。本物のパン。


本当に美味しいパンは熱々で食べるのがむしろ勿体ない。


熱々じゃ、ちゃんと細かい旨味わからないってこと、神パンに教わった。


熱い料理において、それが冷めるのを恐れずにゆーっくり味わえるのが、本当の美味しいもの。



だから


私のパンにはまだ改良の余地がある


自家製ポンデには成長の余白があるよ






パン作りが


生き物の餌付け、人の実家に行く、に並ぶ


趣味になりそう