他人の欠点や短所に
目が向くようになったら
注意が必要です。
それは、
心が弱ってきている
信号かもしれないからです。
私たちは、
自分が良い状態の時には、
人の欠点や短所は、
それほど気になりません。
仮に気づいたとしても、
それを受け入れる
余裕があるものです。
しかし、
心が不安定な
状態になると、
心に余裕が
なくなってきます。
その結果、
いつも以上に
人の欠点や短所が
目につくようになり、
心の中で相手を見下したり、
あるいは直接批判したり
するようになります。
自分では気づかない
ことが多いのですが、
こうした行動の背後には、
自分の尊厳を守ろうとする
気持ちが働いているのだと
考えることが出来ます。
人を下に見ることで
自分を保とうとしていては、
本当の意味で気持ちの安定や
幸せを得ることは出来ません。
もし、
他人の欠点や短所が
目につくようになったのなら、
それは自分の心が弱ってきた
信号だと捉えましょう。
そして、
一刻もはやく
そのような状態から
抜け出すために、
自分のためになる
行動を始めるように
心掛けたいものです。
※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。
神栄カウンセリングセンター のHP