なし

なし

無し


 FUCK!!な時もありますが、ご了承下さい。


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 戦地に赴いた男と結婚の約束をしていた娘がいた。
 娘は信心深く、朝に昼に夜に祈りを捧げ、ただただその男の無事を願い続けた。
 娘の一途な祈りが通じたのか、ある夜、娘の夢に光り輝く小鳥が現れ言葉を託した。

 「男は無事戻るでしょう。」小鳥が囀ったその言葉に、信心深い女は泣きながら喜んだ。
 「けれど、」光り輝く小鳥は美しい声で続けた。「心は戻らないでしょう。」

 やがて小鳥の言う通り、男は生きて戻った。
 その逞しい体に無数の傷跡を残して。やがて小鳥の言う通り、男は確かに生きて戻った。
 その傍らに見知らぬ美しい女を連れて。
 娘はそれでもそんな男に、これまでの愛しさを込めて駆け寄った。
 男は驚きその娘を抱きとめるが、やがて倒れ込む。
 倒れた男の元に佇む娘の右手には血塗られた短剣が、左手には赤黒く熟れた果実のような男の心臓が握られていた。

 もう男の心はどこにも行かない。
 娘は血溜まりの中、幸福に酔いしれた恍惚の表情で愛おしそうに男の心臓に口付け、感謝の祈りを捧げた。












 ~雑記~


 後、少しで仕事は一段落する…


 あぁ…闘いてぇ…勝ちを貪りたい…


 そして、あの人に俺の心臓を刃で貫いて、俺の人生に幕を引いて欲しい。


















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(アッキー)
 
 















 『No1』


 棍で殴り潰す。
 骨が砕け、肉が挽き散る。

 槍で刺し貫く。
 胴から背まで穴が空き、それが増殖する。

 弓で射ぬき刺す。
 矢の豪雨に曝され、針鼠へと変わる。

 刃で斬り刻む。
 血濡れた刃身に、いとおしい微笑みが映る。





 『No2』


 悲しかな 無力なる静観をしてしまう者

 悲しかな 鍛練や抗いの痛みから逃げ、怯える様に堕落する傷みへ逃げ込んでいく者

 悲しかな 憎しみや恐怖を糧にして、丹精を込めて造り上げた実力が奮えなくなる事

 悲しかな 微笑みと嘲笑は表裏一体である事





 『No3』


 赤子の頃に飲んだ母乳は、高級なる上等な料理より美味しかったのか

 繊細な手指で握られた筈の温もりは、幼子の時の母の様に暖かったのか

 今観ている煌めいている景色は、幼い時に観た景色より綺麗だったのか

 その喉に突き刺した刃による痛み苦しみは、果たして母親が自身を産んだ時の痛みより痛いのか



 『No4』


 暖かい血溜まりの中で倒れ込んでいる

 血溜まりの暖かさは、かつての日溜まりで寝転んだ時の心地好さと安心感をもたらしていた

 その暖かさの中で、そっと瞳を閉じて静かに眠りゆく




















 暗くて、気が滅入ってしまい、稚拙ですが、短い詩を載せました。















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(アッキー)

 








 今は昔のお話です。
 ある所に光り輝く羽根を持つとても美しい小鳥が、森の奥深くで静かに慎ましやかに暮らしておりました。

 ある日、森の奥に口減らしの為に捨てられた子どもが迷い込みました。
 飢え衰えた子どもを哀れに思った美しい小鳥は、自らの羽根を一枚啄ばみ子どもに渡しました。
 子どもはそれを持ち帰ると大層喜ばれ、再び家族と暮らせるようになりました。
 それを聞きつけた人々が次々と森に押し寄せ、美しい小鳥に向かって自分が如何に貧しく不幸で報われぬかを訴えました。

 哀れに思った美しい小鳥は一枚、一枚と輝く羽根をむしっては与えむしっては与え、そしてとうとう最後の羽根も与えると、美しかった小鳥の姿はみすぼらしい体となりました。
 それでもみすぼらしい小鳥は悔いなどありませんでした。

 羽根を失い寒さに凍えるみすぼらしい小鳥の前に、いつかの子どもが現れ、恩返しの為に光り輝く美しい小鳥を探しているのだと伝えました。
 みすぼらしい小鳥は喜び、自分の願いを子どもに伝えました。
 「それは私です、どうかその胸で私を温めてくれないでしょうか。」
 けれど子どもはそのみすぼらしい小鳥を一瞥すると、嘘付きめと大きな剣で斬り捨て焼いて食べ殺すと、また美しい小鳥を探し始めてしまいましたとさ。












 ~雑記~



 結局は人生は勝たなきゃ意味が無いんだよ。

 永遠に勝利出来ぬなら、せめて一つの
徒花を咲かせて死んだ方が良い。

 惨めに孤独に死ぬ弱者より、戦場で戦い血肉と臓物を散らして死ぬ名も無き兵士の方が良い。




 




















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