シルク・ホースクラブ 2020年度 第1回追加募集は終了!?【テルツェットの募集時評価】 | 馬体診断のプロ / 元・大山ヒルズ厩舎長の【極!一口馬主】

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一口馬主になる時、避けて通れないのが馬体の見方。
G1馬を多数手がけた経験を生かして、私なりのチェックポイントをお伝えしたいと思います。

ご無沙汰しております。

早いもので、もう4月ですね。

 

気がついたら、シルクの2020年度 第1回追加募集が終わってしまっていました。

相変わらずの人気なようで、出資はなかなか困難ですね。

 

 

 

何かしらの事情があってこの時期まで募集されていない馬たちが、追加で募集されます。

その事情を含めて、馬体を見ていく必要があります。

 

 

2018 年第1回追加募集で、第53回ダービー卿チャレンジ(G3)を優勝したテルツェットが募集されていました。この時の評価を、参考までに載せておきます。

 

 

 

 

66.ラッドルチェンドの17(父ディープインパクト)メス4/20 5,600 万円


骨格:

骨盤を左右に振って歩いていて、まだトモが緩い。踏み込みはしっかりしている。外弧歩様で、トモがパンとしてまっすぐ後方に蹴られるようになると良い。両前も緩く、肩の出がスムーズになると連動性があがってくる。

 

気性:

ハミで遊んでいるが装着が緩めであり、慣れていけば問題ないだろう。チャカつく場面はあるが、目は素直そう。現状問題はみられないので、このまま順調にいって欲しい。

 

総合:A-
12 月で407 ㎏はいかにも小さいが、まだキ甲が抜けておらず成長の余地はある。当面の課題はトモで、パンとしてくると推進力が増してくるだろう。期待して成長を待ちたい。

 

 

 

 

馬体の小ささがネックでしたが、ダービー卿を勝った時も418Kgですね。

じっくり育て上げた陣営には、頭が下がります。

 

 

 

 

 

皆さんに、良いご縁がありますように。