わたしは、何かに夢中になると、もう、どうしようもない性格で、寝食忘れて、夢と希望に心踊らせて、突き進んでしまう。


もうそれは誰もとめられなくて、一旦エネルギーが噴出すると、ブレーキのない自転車で坂をくだるように、スピードは速度を増し、駆け抜けるのだ。


親友からは、「メチャクチャだ」と言われ、「また、はじまった」と野次られるけれども、わたしはそれで色々なことに成功したと思い込んでいるから手に負えない。


トコトンやり尽くすことで、トコトンの結果は得てきたと思う。だから、それを温かく見守ってくれる友人に囲まれてる今、それでいいと、納得することにした。



昔から、文書を書くことが好き。

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地方のフリーペーパーや新聞に、毎月何本も投稿した。

投稿する人が少ないであろう雑誌を選んでいたから、たいていは掲載されて、図書券1000円分とか映画の無料チケットなんかをもらったりしていた。


わたしは本音をペンネームのもとでしか吐き出せない、自信のない子どもだった。

「人生とは何か」、「生きるとは何か」、なんだか本当に必死だった。生きる意味を見つけないと、スタートラインにさえたてない、という面倒くさい性質で、そんな自分にほとほとうんざりする毎日だった。



わたしがなんとか生きていけるようになったのは、医者になり、間近で感謝してくださる患者さまに出会ってからだ。



自分の胸に渦巻いている、心の言葉で仕事ができる」、天職に出会ってしまった。

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ハッキリ言って、「いまだに、生きる意味なんて、わからない」。


ただ、明白なのは、「生きる意味探し」に費やす時間は、もう、私には微塵もない、ということ。

1秒でも時間が増えたら、大切な人たちと過ごしたい。

もしくは・・・寝る!




必死で仕事に打ち込むのは、自分の生きる意味を確認するためでしかないのかもしれない。


ただ今は・・・。



ペンネームを使わなくても、自分の言葉を自分の名前で、「発して」、「文字を紡いで」生きていける。

 


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