【強力なエネルギー】アラハバキ神 | 願望を祭式で天に届ける真幸架堂。

願望を祭式で天に届ける真幸架堂。

神職・修験者の真幸架堂です。私は日本古来より伝わる祭式を用いて、皆さんの開運と願望成就のお手伝いを香川県高松市にてしています。

アラハバキ神


足元の大地を感じよ。
しっかりと立ち、ゆるがずにいるのだ。
たとえ大地が揺れるとも、汝の心はゆるがず、中心は突き抜けるほど静かなり。
静寂の中に、深いくつろぎがやってくる。
汝は常に変わらぬ汝なり。



【神々のカード】
 生活に関わりの深いパワフルな神霊のエネルギー

【テーマ】
 グランディング(地に足をつけて生きる) ゆるがず一貫していること

【場所】
 東北各地に祀られるアラハバキ神社をはじめ
 関東地方の氷川神社の末社のアラハバキ社など。


【カードからのメッセージ】
アラハバキ神は最も古き神の一つと呼ばれ、太古から日本の大地をずっと変わらず守ってきた力強い大いなるエネルギーです。
縄文の神とも言われています。
大きな岩の角が雨や風で丸くなり、やがて苔がむす・・・何万年もの時の流れを通して、アラハバキ神は少しも変わらず、静かに、ぞして堂々としています。
現在は主に東北地方にお祀りされていますが、アラハバキ社は関東地方の氷川神社の末社としてのアラハバキ社、また愛知県をはじめ全国にみられます。
アラハバキ神は宇宙に浮かぶ地球という惑星にどっしりと居をかまえ、私たちにグランディングの大切さを教えてくれます。
このカードをひいたら、
グランディングを確かめてください。
地に足をつけて生きること―自分自身が地球の中心にちゃんとつながっていることは、頭と気持ち、身体と魂を一つにしていくには必要不可欠です。
現実という世界にしっかりと立ち、必要な実務を行い、人となめらかに関わりながら、同時に宇宙的視野を忘れないように
とアラハバキ神は伝えています。
足元がしっかりして自分の中心軸が定まっていれば、少々のことにはつまづきません。
人からの影響を受けにくくなります。
たとえ押されても、
ぐらぐらしないのです。
人から自分へ向けられた言葉さえ、それはその人自身を表しているのに過ぎないことが理解できます。

私たちは自分が傷つくことを許した分だけ、傷つくのです。
グランディングがしっかりできれば、相手によって自分を変えることなくいつも自然体でいられます。
さあ、肩幅にしっかり足を開いて立ち、丹田に両手を重ねて呼吸とともに地球の中心からエネルギーをあげてみましょう。
あるいは、足の裏や背骨の基底部からエネルギーを地球の中心まで下ろします。

大きな樹が根をおろすように。


(出典『日本の神託カード』大野百合子・著)