Safeモードで起動してみる | パピーリナックスをはじめよう

パピーリナックスをはじめよう

パピーリナックス(Puppy Linux)のプロモーション

ライブCDなどから起動して、パピーの起動プロセスが進んでいるようだが、最後にデスクトップが現れるべきところで画面が真っ暗になり、フリーズする場合があります。インテル系のグラフィック・チップの一部で起こることが多いようです。

このようなとき、パピーをSafeモードで起動することで解決するかもしれません。起動メニュー画面に「Safeモード」があれば、これを選びます。パピーのバージョンによっては「Advanced」を選ぶと「Safeモード」がメニューに現れるものもあります。

Safeモード


「Safeモード」あるいは nox で起動すると、デスクトップ画面が現れる直前で止まります。xorgwizardがメニューに現れたら、[Enter]キーを押してください。メニューが現れずだんまりなら、'xorgwizard'と、タイプして[Enter]キーを押してください。

vesa などを選び、画面サイズを選んだら、うまくいけばデスクトップが現れます。現れなかったら、'xwin'とタイプして[Enter]キーを押してみてください。

無事グラフィック・デスクトップが立ち上がったら、いったんセッションを保存してPCを再起動。今度は起動メニューいちばん上の通常起動してください。

Safeモードがメニューに現れない場合


本家(英語)版ではこれらのメニューは現れません。起動画面で 'puppy pfix=nox'と入力してください。日本語キーボードの場合、'='の代わりに、隣の'^'キーを使います。

Puppy_Linux_431JP2012_Installer.exe ではSafeモードのメニューは現れません。
Windows上で c:\menu.lst を(メモ帳ではなく)wordpadで開き、一部を修正してください。pfix=ram とあるところを pfix=ram,nox と変更します。

title Puppy Linux 431JP returns 2012 431JP2012
find --set-root --ignore-floppies /puppy-431/initrd.gz
kernel /puppy-431/vmlinuz psubdir="puppy-431" pfix=fsck
initrd /puppy-431/initrd.gz
boot

title Puppy Linux 431JP returns 2012 431JP2012 - Do not load save file
find --set-root --ignore-floppies /puppy-431/initrd.gz
kernel /puppy-431/vmlinuz psubdir="puppy-431" pfix=ram,nox
initrd /puppy-431/initrd.gz


これで再起動し Puppy Linuxを選ぶと431JPのメニューの2行のうち、2つ目がSafeモードに相当します。

Puppy Linux 431JP returns 2012 431JP2012
Puppy Linux 431JP returns 2012 431JP2012 - Do not load save file



参考リンク:
富士通 LX50M へ Puppy Linux 4.3.1 をインストール(電算機孝行)