先日、友人が書いたブログ(尻軽女とは結婚しない中東男性 - 中東人の価値観 )でTwitterの方で何やら色々と意見が分かれていましたが、「男尊女卑」という人もいたので、私なりにそういう風に捉える人もいるのかぁ~と、かなり勉強になりました。
多分、アラブ人=男尊女卑というイメージが定着しているからなのかもしれませんね。
と、中東における女性の在り方について、近年では女性の社会での活躍も目まぐるしく、本当に色々なところで男性に交じって働いている人もいっぱいいます。
これは「教育」によるものが大きいと思います。
女性も、一人の人間として生きていくために必要な知識や自立性を持ち、働くことで色々なことを吸収している、この時代に、(友人のブログでいう)中東の男性による遊ばれた女性がいる、という話については、「この男性はクズである」と(友人は)強く言いたいわけではないと思う。
確かに、クズはクズであることには変わりないが、それに、あわないためには泣かないためには、どうしたらいいか?と、友人は親切に書いているのである。
1) 道徳観、宗教観による価値観の違い
2) 文化の違い
3) 疑うことも大事
4) その国の文化や生活を研究したか?
5) イスラム教徒になれるか?
6) 愛に飢えていないか?
と、友人のブログには書いていませんでしたが、中東でもアラブ人同士で修羅場になることだってあるのです。
イスラム教徒は、4人奥さんを持っていいことになっていますが、もし、4人持つとしたらそれぞれ平等にしなければなりません。
例えば第一夫人に1000万円の家をあげたら第二夫人にも1000万円の家をあげなければいけません。
差があってもいけません。全て、平等にしなければいけません。
あと、第一夫人の許可がなければ、第二夫人と結婚することは出来ないのです。
ところが、貧しい男性にはこれが出来ない。
だから、第一夫人には黙って第二夫人と結婚してしまって、それが両方の家族にバレてボコボコにされた、という話もある。
日本でもありますでしょう?
不倫による、修羅場。
(中東は結婚してるから多少違いますけどね)
別に「男尊女卑」ではないですね、日本でも世界でもこんな最低な人がいますよね?
ただ、日本人女性(などノンムスリムの多い国の女性)は、性交渉について結婚前にしてもいい、簡単にしてもらえるという概念が中東に限らず世界の男性の中ではあるもようです。
日本人女性として、非常に不愉快なことではありますが、イタリアとかに行くと「日本人の女ってすぐしちゃうよな?」という男性もいるぐらいだから、本当に中東に限ったことではないと思う。
愛に飢えている人ほど、「愛してるぜ」「結婚しよう」と言われたら、やっぱり流されてしまうけど、立ち留まってみるのも大事だと思う。
待てよ!!!
相手の事をどれだけ知っている??
相手の友達をどれだけ知っている??
相手の国をどれだけ知っている??
相手のご両親はどんな人???
相手の国に行って、一人で仕事できる?生活できる?
そんなことをウンザリするほど徹底的に調べた?
あと、エジプトでは80歳ぐらいの高齢のご婦人にも「カワ(・∀・)イイ!!」って言うので、「カワ(・∀・)イイ!!」って言葉をまともに受け止めて、自分だけを見てくれてる!!!自分の事を可愛いって言ってくれた!!って言う日本人の女性がいましたが、、、、勘違いしないほうがいいと思います。
もちろん、男性がちゃんと彼女の親に会って許しをもらわなければ、いけません。
この時、女性の親は男に、「家はある?」「何の仕事している?」「年収は?」「親戚は誰?」「車はある?」など色々と聞いて、親戚たちに調べてきてくれない?と聞いたりします。
大事な大事な娘をお嫁に出す時に、大事な娘に何かあってからでは遅いので、そうやって念入りにします。
たとえば反対されても、「家」を見つけてきたり、何かしら娘の親が安心できる要素をクリアできるまで頑張った男性を何人か知っています。
ちょっと話がそれましたが、自分が泣かないためには、きっぱりと強い意志を持って、相手に伝えることが大事だと思います。
これとは別ですが、よく相手の方がイスラム教徒で結婚したいけどイスラム教徒になるのは、、、ちょっと、、、という方がおられますが、気持ちはよーーーーくわかります。
周りの反応、特にご両親の反応が気になると思います。
しかし、相手は生まれながらにして人生をイスラム教とともに生きていて、切り離せないものです。
それを理解したうえで、「イスラム教はやっぱり嫌だ!!」というならば、それは相手の方を否定していることにも等しいことだと思います。
例えば、あなたが何かしらを強く信じたとして、それを「嫌だ」と言われたらどう思いますか?
嬉しいでしょうか?悲しいでしょうか?
それが出来なければ、結婚しなくてもいいのです。
無理すれば無理するほど、最後には疲れてしまって色々とタメージを受けてしまいます。
もっともっと目撃した色々な騒動を書きたいのですが(笑)
いつか、書こうと思います。
とても誠実で優しくて奥さんを大事にする、中東の男性もちゃんといますよーーー!!!
(友人のブログ)