そしてブログでは
明けましておめでとうございます
…ひくほど久しぶりになってしまった
今年の目標は週に１度は更新の塩口です
さて
先日1月27日に2016年一発目の舞台
『アルカナ・ファミリア Valentino』
無事に終演することが出来ました
稽古期間、本番の幕が開けてからも発見が多く刺激的な作品で、現場に行くのが楽しくて仕方がなかった 特に日替わりネタを用意するのとエンディングの稽古が楽しくて、、八十島さんありがとうございました(笑)
僕が演じたのはジョーリィ
自警組織アルカナ・ファミリアのNo.2の役
何があっても自分の芯がぶれることのない素敵な男
オーディションの段階から
やるなら絶対にこの人をやりたい
そう思って臨んだ役だったから
受かったときはマネージャーと抱きあうほど嬉しかったなあ
なんでそんなにジョーリィやりたかったのか
その理由はね
恥ずかしいからホントはナイショ
にしたいけど正直に言うね
ちょっと暑苦しくなりますが
僕はこの仕事に誇りをもって魂こめてやってますだから
日々素敵な役者になるためにはなにが必要かって自問自答するわけです
ずっと悩んでいたのだけど
ある時尊敬してやまない脚本・演出家のブラジリィー・アン・山田さんに勇気だして聞いてみたわけですよ
アンさん、うまい役者、凄い役者になるためにはどういうトレーニングしたりしたらいいですか？ って
そしたらアンさんこういいました
そんなことより、魅力あふれる人間になって欲しいな。いや、なってね。って
言われたときはなんかかわされちゃったなーよくわからんなーみたいに思っていたんだけど
最近色んな役をやらせて頂ける機会がふえてきて
自分なりにその答えが見えてきた感じがするんですよね
それは人間としての味 深さ 闇 希望総じて魅力、人間力が芝居に如実に反映されるってこと
やっぱどんな役でも、演じている人間、役者そのものが素敵な人だと、イキイキ呼吸しだすわけですよ。観てるこっちがあてられちゃうくらいチ・ラ・ファ・ラスペティ(２回目)くらいにキラキラシーマブなわけですよ。
そうなるためには普段から素敵な人間にならなければいけない
でもそれは簡単じゃないわけです
そういう時に壁にぶち当たるのですが
そのときに沢山考えたり想像いっぱいするわけです
そうすることによって自分のタンスの引き出しに大事なものが埋まっていくというか
よーするに自分の幅が広がるみたいな
そんな感覚になったりするのです私の場合
今回のジョーリィという役
自分の信じるものを守り通す
その為だけにシンプルかつ大胆に
誤解も厭わず突き進む
もしかしたら傷ついたりもしてるけど
そんな姿微塵も見せない
全てはモンドの、愛するファミリーの為に
カッコ良すぎるだろw
俺はそんなに強くはない
でもだからこそ
心から憧れた 男として惚れた
そして求めつづけた一ヶ月半でした
そして千秋楽後
ジョーリィからメッセージが。
泣いた。
この一ヶ月半で少しは成長できたのかな？w
必死で向き合える素晴らしい作品 役柄でした 原作様カンパニーの皆様有難う そしてジョーリィ有難う そして何より劇場やTwitterで暖かい御声援をくださったファンの皆様有難う御座いました
リベルタと二人で衣装の写真撮り忘れた、、w
レガーロ島は実在しますし
ジョーリィは僕とともに常にあります
本当に幸せな時間でした
次またジョーリィとしてお逢いできるその日まで
私の研究室の扉は開けておく
頂きました御手紙・プレゼントは宝物です。大切にします。
有難う御座いました！
2016年2月1日
ジョーリィ役 塩口量平