劇団武士道プロデュース公演~春の陣~
『真田十勇士~隠された事実~』
2022.4.15~17
@萬劇場
無事 開幕し 千穐楽を終えました
そして楽日から約1ヶ月経過した現在
本当の意味での終演となりましたので
遅くなりましたがブログでのご報告を致します
改めまして『真田十勇士~隠された事実~』
ご来場 ご観劇 誠にありがとうございました
①物語の振り返り
②轟という子
以上の2本セットで書きました
ので ほんの少し長文です
毎度すみません…
( ・∀・)
お時間いただき恐縮ですが
何卒 最後までお付き合いください
★①物語の振り返り★
真田幸村率いる【真田十勇士】の一人 霧隠才蔵は
ある日突然十勇士を抜け 姿を消した―
十勇士を無断で抜け出すのは死罪に値すること
また十勇士の名を語り悪行を働く可能性もあると推測し
幸村を始め 猿飛佐助、筧十蔵、穴山小助の十勇士達は
才蔵の行方を探す
一方 才蔵は姉・霧隠紀京、流浪人・橘四郎と共に
諸国を回る旅に出ていた
陸奥の国に赴いた三人は 野党達に襲われている
芝居小屋『風の里』の座組達を救出
暫く滞在すると かつての才蔵の兄弟子・義景が
野党の頭として動いていることが発覚
そして 才蔵が十勇士を抜けた理由が明らかに―
才蔵の『隠された事実』と共に
家族愛をテーマに描かれました
★②轟という子★
今回 私は義景率いる野党の一人 轟を演じました
妹との幸せな生活も奪った
憎い義景に抵抗したくても 敵う訳もない
劇中 敵対した四郎や
芝居小屋用心棒・楔との一騎討ちは
本来 轟が戦うべく相手ではなく
「討てば妹は返してやる」と
義景達の条件を否応なしに飲んで 奇襲しただけ
終いには 既に妹は殺されていることも知らず
最期の襲撃に挑んだ
孤独と悲しみを背負った子でした
唯一 敵ながら気にかけてくれた四郎も
妹が人質になっていることを知られることもなく
轟にとっての『隠された事実』となりました
「革命に犠牲はつきもの」
義景の言葉通り 犠牲者となった轟ですが
今度こそ 妹と幸せな日々を過ごしていることを願って―
長くなりましたが 誠にありがとうございました
轟役 尾ヶ井思織