組織の人員を、理念によって教育する。その教育が上手くいっていれば、組織の守りを固め、外に向けて進んでいくことができる。敵もあえて攻めてこようとはしない。

統率者は誠実さと理念を大切にして組織の人員に接するべき。そうしていけば組織全体がまとまる。

礼儀礼節を身につけた統率者であればそれができる。





礼儀礼節を身につけ、誠実な統率者であるかどうかは以下の3つではかられる。

与えるべき人に賞与を与えることができるかどうか。
階級分別をはっきりとさせられるかどうか。
適切なタイミングで事業を行う判断が下せるかどうか。

これらの3つがバランスよく整っていれば、優秀なリーダーになれる。フォロワーにも慕われ、組織の運営も上手くいく。

暴力によって人を動かそうとする人のまとめる組織は、組織の人員が豊かにならない。そうなると階級分別があいまいになり、事業も上手く進まない。一方で罰を与える時は厳しくなる。これでは外に向かって事業を進めていくことはできない。





些細な出来事は頻繁に起こるもの。そういうことを、起こったらすぐに処理するようにする。それは大事を予防するだけでなく、いざという時に素早く動けるようにするため。些細な出来事にきちんと対応していくことは、組織を安定させる。

些細な出来事は大事よりも起こる頻度は高い。だからこそ、日頃から些細な出来事への対処法の経験を積んで訓練していかなければならない。その経験の積み重ねが大事が起こった際に大いに役立つ。

些細な出来事の経験を日毎に積み上げていく人は王者になる。季節ごとに積み重ねる人は覇者になる。欠陥を取り繕うだけではろくな結果を生まない。