シップでは現在 女性スタイリスト 大募集中です。
こんにちわ 相澤です。
今日は アルカリ性? 酸性? ペーハーとヘアダメージについてです。
まずPHについてですが、詳しく説明すると難しく長くなりますので興味がある方は、上の検索BOXに<PHとは?>と入れて 検索してみてください(笑
今回説明したいのは 美容技術においてのPHです。
上の表をご覧ください。
PH7を中心に左が酸性、右がアルカリ性になっております。
7は水道水のPHで、ここが中性になります。
ちなみにご存知だとは思いますが、髪や皮膚は4.5~5.5の弱酸性が一番安定しています。
髪の毛は酸性になればなるほど引き締まり アルカリ性になればなるほどダメージするのでPH7の水につけておくだけでダメージに、ましてや8.5付近の海水につけておけばなおさらダメージします。
夏にプール(塩素なども問題)や海水浴(塩や紫外線も)でヘアダメージが進むのも納得いただけると思います。
それでは実際にパーマをかけてみましょう!
こちらのお客様は半年前に縮毛矯正をされています。
ご希望はしっかりウェーブです。
特に前下がりで長めに残したサイドが、しっかりと残っています。
縮毛矯正をした髪の毛にパーマをかけるのは難しいのですが、こちらのお客様の髪履歴では繰り返しておらず元々の髪も太くてしっかりしているため欠けられると判断しました。
最高の前処理 カットです。
バランス上 サイドは残し気味ですが 後ろはなるべく矯正をした所を切りました。
では 最初の表をご覧ください。
中段の番号とGMT スピエラがパーマ液のPHになります。
通常のパーマではPH8~9ぐらいのものが多いですが、今回は矯正をしていらっしゃるお客様です。
酸性でかけられるGMTやスピエラが選択肢にあがりますが、今回は中性~弱アルカリのPH7のL7というお薬でいきます。
酸性だからダメージが少ない。アルカリ性だからいたむ。
一理ありますが、髪の毛の結合を切ることには変わりありませんのでダメージが無いは嘘になってしまいます。
テストの結果 後ろはやや弱いのでPH8のL8を付け足しました。
キレイにウェーブがでました。
適剤適所 髪質にあったベストなパーマ液がGOODです!
ここで薬をしっかり流して上がったPHを少し下げます。
2度目のお薬 しっかりつけます。
SHIPではたまに怪しい人が薬をつけます、、、、
最後は アシッド(酸)&オキシ除去 で弱酸性であるPH5.5付近に髪を整えて仕上がりです。
後ろ~キレイにかかりました!
と、こんな感じでPHを整えながら裏では仕事をしています。
実際はこれにアルカリ度とか濃度とか色々なものが組み合わさっていくわけですが、ひとつの尺度として覚えておくと良いと思います。
ちなみに表のヘナは<ハナヘナ>です。他のヘナのPHはわかりません。
ヘナでキュッと締める!や 酢でリンス!などの意味もわかりやすいし
体の外は弱酸性 中は弱アルカリ性が良いなどの意味もわかりますよね。
髪に良いのは5.5の弱酸性!!
以上 髪の毛とダメージとPHでした。
薬液も進歩しておりますが、髪の状態によっては、かけられないorお断りさせていただく場合もございますのでご了承ください。
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