今日、10月12日は、「じぶん発見プロジェクト しろにじカーサ 【セルフイメージチェンジルーム】」でした。

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今回は、4名のみなさんが参加してくださいました。

以下、参加されたみなさんの感想です。


【Oさん】「色から知る自分」というテーマでしたが、思い当たるところがいろいろあり、でも、「色が持つ性質」という一覧表が資料の中にありましたが、初めに表を見たときは「これが分かってみたところで、どう使っていいのか」と、あまりピンときませんでした。が、色の持つポジティヴな側面とネガティヴな側面の両方を受け入れて、ダメ出しをやめていくとよい、との説明をきいて、自分の好きな青や紫のネガティヴを消すには?やっぱり赤やオレンジのパワーをとり入れようか、シャツを赤とかオレンジにするのが一番とり入れやすいのかな?と思いました。
【近藤空(ひろ)さん】改めて、豆腐くんの作る環境はいいなぁ~と思いました。たくさんシェアできる時間があることで、より自分の気付き、知ることが出来る!! ステキ!!
【夏海さん】すごく楽しかったです。“色”によって自分を見ることができて、再発見することができて良かったです。


今回は、色彩心理学について、「色から知る自分」というテーマでお話をさせてもらい、ワークとディスカッションをしました。

まず、参加者のみなさんに最近の近況報告と、なぜ今日その服を選んで着てきたのかを話してもらいました。

そのあと、色鉛筆で図形に直感で色を塗ってもらうワークをしました、

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そして、色が与えるイメージについて、いろいろ実際の画像を見てもらいながら説明をしました。
ピカソは「青の時代」から「バラの時代」へと色調が変わっていったことをピカソの心理状況を例に話したり、東山魁夷や歌川広重の絵画を見ながら色が与えるイメージについてお話しました。
また、暖色を使った部屋のイメージと寒色を使った部屋のイメージを見較べてもらったり、景色で青と赤のイメージの違いを見てもらったり、色の語源や、部屋の明るさのバランスによって、警戒感がありモダンな印象がする場合と、重厚感がありクラシックな印象がする場合を、床と壁の色の明るさによる違いを較べてもらったりしました。

色彩学と心理学の説明や、それぞれの色が持つ性質をバランスがある場合とアンバランスに働く場合の説明もさせてもらいました。

そのうえで、参加者のみなさんがワークで塗った色について、図形のどこに何色を塗ったかで、心理状態や無意識を探ることについて話させてもらい、それを聞いた感想をいただきました。

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今回は、カラーセラピストの近藤空(ひろ)さんのご参加もあったので、パーソナルカラーやオーラの色などについて見てもらったりもしました。

そして後半は、ワークなどで無意識を探ったりしても、現在の状況をネガティヴ・ポジティヴ関係なく、受け止められていないと、「色彩心理学」も、その他の心理テストもあまり効果がないことなどをお話させてもらいました。

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参加者のみなさんに塗ってもらった色の現在の自分の無意識を探っても、その色が表すいい面悪い面も両方ダメ出しせずに受け入れていないと意味がないというようなことを話させてもらいました。

しろにじカーサの【セルフイメージチェンジルーム】では半年間テーマにしてきた、自己理解のための各テーマの内容を活かしてもらうには、受け止める作業が必要であるということです。

この点については、「ありのままの自分」「自然体の自分」というものをみなさんひとりひとり自身が捉え直す必要があると感じました。
ありのままの自分」と「自然体の自分」を違うイメージで捉えていた参加者の方もいらっしゃいました。
それはそれでいいと思いますが、本質は「本当の自分」を受け止められているかどうかが大事だと思いました。

ここでお話した「ありのままの自分」「自然体の自分」については、長くなるので後日別の記事としてここに書きたいと思います。

今日は、初めての「色彩心理学」でしたが、みなさん、楽しんでワークとディスカッションをしてくれたと思うし、ボク自身もとても勉強になりました。
とても有意義でした。

毎月書いていますが、【セルフイメージチェンジルーム】で理論的に、もしくは感覚的に得たものを、【マイノリティスタディルーム】で応用してもらえるような、この3時間だけでもいろんなシチュエーションに身を置くことで、実際に自己理解相手理解社会理解を深めていってもらいたい意図があります。
人は独りでは生きていけません。
人との関係性のなかで、また自分が存在する社会のなかで生きています。
深く「自己理解」をして、「相手理解」も深め、支えてもらったり支えたり、支え合いながら、自分の人生を全うしていきます。
そして、社会に存在していくのです。
【セルフイメージチェンジルーム】では、これからも「自分の個性」「自分らしさ」に焦点を当てて、ボクの話を聞いてもらったり、ワークやディスカッションをしたりしながら、参加者の方の人生に活かしてもらえるような気づきをもたらす、そして安心して自分のことを話し、支えあっていけるような「心の居場所」にしていきたいと思います。


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11月は「相手理解をすること」をメインに、傾聴・共感・自己一致やコミュニケーションのための効果的な質問や提案のしかたについて取り上げる予定でいます。
興味のある方はお問い合わせください。


参加してくださったみなさん、ありがとうございました。






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