お伝えしています。
昨年秋にご紹介した“大理石風”の花器が人気のようで
つい最近も、この花器の作り方には衝撃を受けた!
と言っていただけました♪
ヤッター v(。・ω・。)ィェィ♪
わたしを含め、お好きな方が多い、
この “マーブル模様” & “大理石風” 。
また何か作れないかな?と考えてみたら、
「墨流し」という技法が使えそうだったので試してみました。
「墨流し」を初めて耳にした方もいらっしゃると思うんですが、
平安時代から伝わっている伝統技法になります。
水面に、墨と油や松ヤニを交互にたらしてできる紋様を
紙や布に写しとるもの。
「水に墨(黒・苦労)を流す」意味合いもあり、
縁起をかついだ紋様ともいわれているようです。
縁起がいいと言われれば、
試してみるしかありませんね♪(笑)
【 準備したもの 】
・バット
・墨汁
・中性洗剤
・筆
・爪楊枝
・和紙、画用紙等
・新聞紙
墨流し本来のやり方だと、油や松ヤニを使うのですが、
中性洗剤でも代用できるようだったので、
食器用洗剤を使いました。
実は、この中性洗剤がポイントで
原液のまま使うと失敗します。
理由が分からずに
何度、失敗したことか…トホホ(泣)
ごくごく薄めの洗剤液を使ってくださいね^^
わたしは、小皿に適量注いだ水に、
指先にかする程度の洗剤を溶かして使いました。
⑴ バットに水を数センチ注ぎます。
墨&筆、洗剤&爪楊枝のセッティングもしておいて^^
って、画像に筆が写ってないけど、右手に持ってます(笑)
⑵ 水面スレスレのところに墨を含んだ筆をつけます。
⑶ 墨の円の中を薄めた洗剤をつけた爪楊枝でつつきます。
⑷ 再度、墨を水面につけ、爪楊枝でつつきます。
繰り返していくと、こんな感じに。
⑸ もうちょっとやってみます。
トントン、トントン、とリズムよくやると気持ちがいいです(笑)
振動や墨、洗剤の量によるものなのか、
急に円が大きくなったり、
あまり墨が乗らなかったり、
いろいろなので。。
あまり気にしないで^^
⑹ 適当なところで、爪楊枝で水面を軽くなぞったり、
息を吹きかけて模様を乱れさせます。
⑺ 半紙や画用紙を手に取って、水面に乗せましょう。
半紙などの書道用紙は薄くて破れやすいので、
初めは画用紙の方がやりやすいと思います^^
⑻ 水に面した紙面に模様が写し取られます。
⑼ 全部水に浸ったところで、引き上げます。
⑽ 別の紙や新聞紙など、平らに置いて乾かすと完成♪
ネットでいろいろ調べてやってみたものの、
簡単にできそうなことしか書いていませんでした。
ですが、実際のところは、
成功率100%ではないんです^^;
なので、わたしが気づいた失敗しないポイントを
お伝えしておきますね。
【 墨流しの成功ポイント 】
・ 中性洗剤は、薄めて使うこと
・ やり直す時は、バットをしっかり洗って使うこと
・ 紙は途中で手を止めずに、さっと水面に浸すこと
ちなみに、
同じ作業を100均のコースターでやってみました。
これはこれで、まぁ良し。
“墨流し紋様”のコースターができました。
ですが!
わたしがやりたかったのは、“ 大理石 ”
墨流し特有の渦巻き模様のなごりが
規則的な感じに見えてしまって、何かが違う。。
コレじゃないのよぉ~~~。゚(T^T)゚。
墨と遊び & 墨にもてあそばれる日々を送り、
先日ようやく、試行錯誤の末!!
より大理石っぽい柄を
より簡単に、作れるようになったんです❤︎
その技?で、
DAISO 100均の紙のコースターを
“大理石風”のコースターにリメイクしました^^
この“大理石風”のコースターの作り方は、
Webマガジン Klastylingに掲載していただいてます。
↓↓↓
マーブル好き、大理石好きさんには
おすすめです♪