昭和46年 東京・銀座にマクドナルド一号店が開店!
国内最初の店舗は銀座・三越の1階。アメリカの流儀にならって郊外への出店を勧める周囲の反対を押し切って、「あそこでハンバーガーを売れば絶対当たる。ぜひ場所を貸してください」と、渋る三越を懸命に説得したと、日本マクドナルド創業者の藤田田(でん)氏(故人)は語っている。開店直前のわずか39時間で準備した、客席のないスタンド店。当時ハンバーガーは1個80円だった。
藤田氏の見込み通り、開店2か月後にはマクドナルドの売り上げ(1日あたり)の当時の世界記録を更新し、片手にハンバーガー、片手にコーラを持って歩く若者が銀座の名物となった。翌72年7月の読売新聞地域版には「銀座で“立ち食い”カッコいい」の見出しでブームを活写。安く満腹になって現代的だと満足する若者と、「歩き食いはね。ヒンがありませんや」と苦虫をかみつぶす老舗・銀座のだんな衆の声を対照的に紹介している。
69年の第二次資本自由化で外国からの飲食業参入が認められ、マクドナルドと前後するように、ドーナツやフライドチキンなどのファストフード店が相次いで日本に上陸した時代だった。
ハンバーガーといえば【ポパイ】に出てきたウインピーがいつも
「ハンバーガー奢っておくれよ」というセリフしか知らず、何とか
食べてみたいと親にせがんで銀座まで食べに行きました。
美味かったですね!アメリカの味だ!と痛感しました。
ご一読ありがとうございました!