仕様を考えよう(出版企画書の書き方13) | 出版の方法

仕様を考えよう(出版企画書の書き方13)

仕様は、本の大きさやページ数、使う色数のことをいいます。

紙質などについても書いてみても良いでしょう。
そこに、書籍がより売れそうな提案が書かれていると良いでしょう。

自分の希望を書いても構いません。
ただ、企画書は、書いた人間と読む人間とでとらえ方が違います。

企画書を書くときに、「こんな形態で本を出したいなぁ~」と希望を書いたとしても、読む人間は、それを著者の条件だと思う場合があります。
このとらえ方の違いから、企画書を書いた人間はあくまでも希望なので、譲歩するつもりであっても、読む人間は条件だと思って読むため、その企画書だけで進行可否を判断することになります。

結果、そのすれ違いで、本になるチャンスを逃すことも少なくありません。
そこで、希望を書く場合は、「希望」と書き加えましょう。

そして、譲歩する余地があるコトが伝わるようにしてください。
もちろん、とくに希望がないのであれば、この項目自体書く必要はありません。