【今日のお花】

お庭のお花25


コマツヨイグサ🌼


アカバナ科マツヨイグサ属

和名:小待宵草

別名:切れ葉待宵草

学名:Oenothera laciniata

英名:Cutleaf evening primrose

原産地:北アメリカ

開花期:510


花言葉は、「物言わぬ恋」「ほのかな恋」「浴後の美人」「入浴後の乙女」「魔法」「移ろいやすさ」


「月見草」と呼ばれる花は何種類かありますが、植物学的な「ツキミソウ」とは異なる種です。ツキミソウ、マツヨイグサ、オオマツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサなどは皆、アカバナ科の植物で、類似植物は世界に約20種ほど生育しているとのことです。


これらの花は、夕闇が迫る頃に開花して翌朝にはしぼんでしまいます。

ツキミソウと他の混同される花との一番大きな違いは、ツキミソウの花は淡いピンク色であることに対して、他の花は黄色であることです。


マツヨイグサは「待宵草」と書きますが、竹久夢二が『宵待草』と書いたことからこれが定着し、混同して呼ばれることもあるようです。


コマツヨイグサはマツヨイグサよりも小型であることからその名がありますが、一番の特徴は、他の種の茎は直立することに対して、本種は地を這うように伸びることです。

花は黄色ですが、しぼむと赤みを帯びます。


繁殖力が高いことから、外来生物法において「要注意外来種」に指定されています。


太宰治が『富獄百景』の中で「三七七六米の富士の山と、立派に相対峙し、みじんもゆるがず、なんと言ふのか、金剛力草とでも言ひたいくらゐ、けなげにすくっと立つてゐたあの月見草は、よかつた。富士には月見草がよく似合う。」と書いていますが、ツキミソウは「金剛力草」と言うほど強い植物ではないので、おそらく茎が直立するオオマツヨイグサかマツヨイグサ、メマツヨイグサのことだろうと思われます。


夜、暗闇に浮かび上がるこれらの花は幻想的で、とても趣があります。作家が題材にしたくなるのもわかりますね。


これは買ってきたものではなく、以前母が摘んできたもの。


Nikon Z6Ⅱ

NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S



















One with Nature…