「しまださんってナンパ上手ですよね」
たまにこういう類のコメントをいただくのだけれど、このあまりの予想外の答えに、私は「ハァ?」となったきりかえす言葉がなくなってしまう。
この種の遺憾な誤解の根本は、ナンパの目的を勘違いしていることにある。何回この類の質問をされたかはわからないけれど、この問いをしてくる人はナンパは向いていないからさっさと止めなさい、まぁ止めないでいいけれど、近々止めざるを得ないだろうなぁ・・・と私は思ってしまう。間違いなく、僕の身の回りの人で僕のことをナンパ上手だと思う人はいないし、結果に左右される人間はいない。と言うか、問いの前提としての、「ナンパに上手い下手」の概念があること自体、おかしな話である。
孫活は、この世のギャルはけっして自居で満たされるわけではなく、自己以外の何者かの如意棒との接続にこそ意義があり、それを条件としてギャルが自らエロい雰囲気を作りだしていく、と考える。この前提と、私の実体験から導き出した視点から、私は孫活を考えている。
ただ、しまだの孫活は不変の真理でもなんでもない。過去の記事を見れば一目瞭然である。だからと言って単なる夢まぼろしでもなく、すべて事実でもある。ここで、私ははっきりを言っておきたい。私たちが主体的と呼ぶべきナンパを築きあげるための、前提中の大前提こそが孫活なのだ。自分が自分以外のギャルと、どのような関係を作り出していくか。その実践の結果ではなく過程を、私は主体性と呼びたい。
・・・・
今年になってHした子が2人(各自一回ずつ。年間7人というスーパーハイペース)と、一流の孫師として結果を出し続けている私だが、僕がHをする横にはいつもウエハラがいた。
一回目は、僕がHをしていたら、部屋の隅で体育座りをして寝てた。
二回目は、僕がHをしていたら、僕の横で寝たふりしていた。
つまり、僕は今年になってから一度も落ち着いてHできてないんですよね・・・。やっぱり、Hってのは、愛し合う2人が求めあってされるべきであり、誰かに見られながらやるものではないんです。
僕は異性交遊をウエハラに邪魔されていることに、ここで初めて気がついた。ウエハラのやつ・・・、俺の邪魔ばかりしやがって・・・。
・・・
と言うことで、ウエハラには内緒で、たった1人で孫活に参戦したときのお話です。
17時
現地到着
1人でビールをグビっと飲んで、準備完了。早速ですがギャルが集まる丸秘スポットにいきます。このスポットはですね、ギャルばっかりいるんですけど、男子がいないスポットなんです!ですから、すごい目立つんですけどね、折れないメンタルは必要なんですけどね、忍者張りに用心して声をかければノープロブレム!という事で、突撃!
■1人目
エキゾチックジャパンな顔立ちの子がいます。なんかエロいのでヒアリングします。
しま「サワディカーッ」
タイ人のふりして声かけしたら、向こうもタイ人でした(;´Д`)ノ
タイ「コイビト、ムカエ、クルー」
しま「ザキヤマの物真似?」
タイ「コトバ、ワカラナイ」
しま「・・・」
話をしてたら本当に彼氏がきたのでタイ産、否、退散(;´Д`)ノ
■2~5人目
とにかくエロいギャルがいっぱいいるので、話をするんです。そこには、ふざけなど一切ないですよ?
「ぼく火星からきたんです。地球人の友達が欲しいんです」
「俺と一緒にワンピースを目指そう」
「私にラインを教えれば、あなたの人生が変わる!」
いろいろ言いましたが、全然相手にしてくれません(゚_゚i)。警備員もチラチラこっち見てるし、やばいな・・・。
とにかく、1人での孫活は恐ろしいまでに単調でした。私は、その単調さに大きな戸惑いと不安を抱きました。毎回毎回同じような台詞を、何の疑いもなく淡々とくりかえす。この単調さはいったい何なのか。
孫活というのは何も特別なことではなく、突き詰めると、声をかけて異性交遊することだと言える。これはすべてのナンパに共通した原理であり、そういった営みを繰り返していくだけに過ぎない。じゃぁ、なんでギャルに声をかけるのか。もしもギャルに声をかけることに意味があるとすれば、まずこの世にギャルが存在すること、これこそがナンパの根本的な意味だと考える。
孫活の余分な付加価値を全てそぎ落として考えてみると、まず、このギャルが存在しているという事実を無条件に受け入れ、そしてそのギャルにセクハラをする。今回感じた単調でつまらない孫活の中で、現場で実際に身体で感じた私なりの一つの答えだ。
・・・
1人でさみしいです。さみしいときは、一流の即師である三郎にサポートしてもらいますが、彼はサポ師としては三流ですね。僕のお悩みを聞いている横にギャルが通ったら、「ちょっと待ってくれ」といって声をかけにいくんです。一流のクロダのサポ―トは、そんなときは必ずスピーカーにしてくれてナンパ音声を聞かせてくれましたよ・・・。
・・・・・
■6人目
本屋に足がエロい子がいたので声をかけます。
19歳 大学生
何を話したかは知りませんが、粘りに粘ってようやく番ゲ。てかこの子すごいんですよ。ライン送っても既読にならないんです。おそらく、僕に教えた瞬間に我に返ってブロックしたんでしょうね(;´Д`)ノ
■7人目
日焼けしたすごいエロい子がいたので声をかけます。
25歳 ホステス
ホス「あっち行って、邪魔やから」
しま「あっちいってほい!して勝ったらね!さぁ、勝負!」
ホス「ほんと、うざいから」
しま「かぁらぁのぉ~?」
とからかってたら、意外な共通の趣味があって意気投合!
ホス「今から用事あるから、もう行かないと!ライン教えて」
しま「・・・∑(゚Д゚)」
これぞ、一流の孫師!
一流の孫師は女子から連絡先を聞かれます。(たまのたまです( ´艸`))
しま「連絡先教えてもらったし、これとっといて」
おもちゃの偽札を渡します。
ホス「ちょっと、まじで援興してるみたいに周囲に見えるからやめて」
しま「いいから、とっとけよ。遠慮すんな」
そんなやりとりを5分くらいしてました。
■10人目くらい
すごいエロい子がいたので、声をかけます。
20歳 ショップ店員
何話したか覚えてないけど番ゲ!
仕事帰りで疲れてるみたいで帰っていきましたけど・・・
この子、頭はいいしエロいしむっちゃいい子です!彼女にしたいです!僕のもてる知識・経験をフル動員して、現在本気ラインをしています(1人でぼけて1人でつっこむ、1人コントをラインで延々としています)。今んとこ、すげーいい感じ( ´艸`)(僕の長文に、1行返信+スタンプがほとんどです)。2年ぶりくらいのソロアポをかってに計画中です!!
19時
ふー!
今日もいい孫活だった。孫師としての成果は出ていないけど、かわいい子から連絡先を聞いただけほくほく顔になって満たされた私は、ギャルがいるスポットにいってギャルを眺めて満足してました。
てか、このエリアって客観的に見ても男がいると本当に目立つな・・・。あんまり派手にやらないほうがいいな・・・と自戒の意味も込め、男の行動もみてみました。数人いる男は変質者か女連れかどちらかですね・・・。という事は、女連れじゃない俺は、変質者の部類やないかッ!やばいやん・・・。そう感じてたら、見慣れた男が女を連れている・・・。
ウエハラや・・・(;´Д`)ノ
「このエリア、めっちゃエロいですよねぇ!!」といつも言ってるウエハラがおる!
あいつ、デートとナンパごっちゃにしてやがる・・・(;´Д`)ノ
僕に気がついたウエハラはかなり動揺して、変な顔してました(笑)
ウエ「なんでいるんですか!今日行かないって言ってたじゃないですか!」
しま「俺は陰で努力するタイプやからな・・・」
ウエ「デートは24時に終わらせるんで、そのあと合流します!」
・・・・
ここで私は、本日の目的を思い出した。
「今日は普通のHをする」
今日の俺は孫師ではないっ!ただ、Hがしたいだけの三流ナンパ師だ。しかし、まだ俺はなにも成し遂げていない。そして、24時にはウエハラがやってきて、また俺の邪魔をする。私に残された時間は、あと4時間しかない・・・。急がねば・・・。
20時
再度、孫活開始!!
■13人目くらい
アラサ― バス子
バス「もう帰るので」
しま「ふーん、じゃぁここの店でも飲みにいく?」
バス「早く帰らないとバスないんで」
しま「ふーん、で、この店でいい?ここ、ふきのとうを焼鳥にしたてあげる職人がいるんだよ!」
バス「ほんとに言ってるの?ねぇ、なになに。これ、なんなの!?」
しま「婚活だよ」
で、庶民派居酒屋連れ出し!
バス「バスがもうないから早く帰らないと・・・」
とバスの話しかしないので、一杯だけ飲んで退散!
■15人目
1人で飲んでる子が道から見えたので、店に入ってナンパ!
Σ(゚д゚;)
この記事 に出てきた美容部員だ(;´Д`)ノ
しま「うぃーっす!(動揺を消しながら)」
美容「またきたんだ!」
という事で、一緒に飲むことになりました(;´Д`)ノ
時は無常に過ぎていき・・・
25時
なんかようわからんけど、そこらへんにいた男3(ウエハラ含む)女3の意味不明コンパ状態になってました・・・。ウエハラが変なこと言い出してむっちゃ笑った記憶があるんだけど、なに言ってたかは覚えていない。最近、本当に記憶が消えるので困る・・・。どこの居酒屋にいたかも覚えてないんです。ただ、僕はエンジン全開だったようです(ウエハラ談)。
お茶目な僕は、ま○こ3兄弟の歌を歌ったのは覚えてます。
【コンパで使えるしもねたワンポイントレッスン】
まんこ3兄弟とは?
「あなたについてるのは○んこ?君についてるのもま○こ?そちらにあるのもまん○?ま○こ3兄弟♪チャンチャン♪」というしまだ即興の替え歌。評判はすごぶる悪かったらしい。
そして、ここでこの店の店主がカウンター越しに変なことを言い出します。
「しまだは適当なことばっかり話してるように思えて、頭の中で話を組み立てている」
「こういう男は女たらしが多い」
「しまだは詐欺師だ!女性陣は気をつけろ」
はぁ?(゜д゜;)
言われっぱなしもあれなので、適当トークで「いかに俺が真面目か」の反撃トークをします。店主も僕の話にのかってきました。僕がいかに真面目な人間であるか理解しはじめたそのとき!
美容「やっぱりしまだ君って変!真面目な話しながら、カウンターの下でラインゲームしてる!!」
店主「・・・」
もうわけのわからない、状態になってきたので退散!
そして、みんな離れ離れに・・・。僕は性欲強めの美容部員にホテルへ導かれます。今回もかってに予約していただきお支払いもしていただきました( ´艸`)
で、普通のHをします。そして、僕は朽ち果てそうになった最後に孫活のクライマックスがあります。
しま「中に出していい?」
美容「いいよ・・・」
しま「・・・。はぁ?Σ(゚д゚;)」
ここは、「ちょっと何言ってるの!やめてよ!」「まじ無理だから!」と焦る女子がかわいいのに、「いいよ」はないでしょ・・・。
中に出して子供ができたらどうすんの!彼氏の子か俺の子かどっちかわからないじゃん!不特定多数の男とHしたらダメだよ!彼氏がいるなら浮気はダメ、絶対!
そんな話をしました(;´Д`)ノ
美容「わかった。わたし浮気しない」
そんなことを言ってました。
美容「まだいってないでしょ?最後までいいよ。私もまだしたいし」
しま「・・・Σ(゚д゚;)」
この子の彼氏かわいそうです・・・
途中でウエハラが『また』乱入して僕らの行為を遠くから眺めていましたが、美容部員は我に返り「ちょっとなんでいるの!あっちいって!」とか言ってました。ウエハラは微笑ましく眺めていました( ´艸`)。
・・・・
3時
「ラーメン食べにいかなきゃ」とわけわからん理由をつけて、美容部員をホテルにおきざりにし道に出ます。ウエハラと活動します。
20歳 キャバ嬢 みき
キャバ「あれー、わたしウエハラ君と飲んだことあるかもー」
ウエ「ポカーン(゜д゜;)」
しま「あぁ、けんじとかと一緒の飲み会のやつやろ?」
キャバ「そうそう!!1年くらい前に」
なんか、適当に言ったらあたっちゃった・・・(;´Д`)ノ
しま「けんじって、身長180センチぐらいで○○大学のやつだよ?」
キャバ「そうそう!」
なんか、適当に言ったらあたっちゃった2・・・(;´Д`)ノ
しま「てか、みきちゃんって確か××市の子だよね?」
キャバ「そうそう!」
なんか、適当に言ったらあたっちゃった3・・・(;´Д`)ノ
で、仲良くなって、前も連れ出したお洒落な道に連れ出し!
しま「ここ、渋谷だから」
キャバ「・・・」
しま「風もあたらない、雨にも濡れない。ちょっと寒いのが難点かな」
キャバ「・・・」
みきはHが好きってとこまでは引っ張り出したけど、3Pは頑なに拒否されたので、僕は2人を置いて美容部員が眠るホテルに戻り、何事もなかったように眠りにつくのです。