〜小僧7歳0ヶ月、お嬢ちゃん4歳0ヶ月です〜
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どうも、久しぶりのSNS利用にどきまぎして、基本的な機能の操作を時々Google先生に教わったりしている者です(おばあちゃん)
さて、前回お話しましたように、われわれははるばるオーストラリアに来てしまったわけでして、最初の洗礼として、政府指定施設で14日間隔離されました
あんまりない経験かもしれないので、無駄に詳細な部分もありますか、ここで記録できればと存じます
①施設概要
ものものしく「施設」と書きましたが、普通の市内ホテル(よくある有名チェーン)の一室にチェックインしました。
夫(配偶者の転勤に伴う休職制度を利用してついて来た)と私、子供2人で計4名ということで、ふた部屋をコネクティングルームとして使用させてもらい、狭い一室に4人がひしめきあいながらイライラが募り最終的に「家族狩り」みたいになるという最悪のシチュエーションは何とか回避(どんなんだよ)
但し、バルコニーなし&窓が開かなかったので、フレッシュなエアーについて語ることは暗黙の了解で禁止(自分達の間で)となっておりました。
そして、一旦入室したら、廊下とかも含めて一切外に出るの禁止です
…
…
…私たち何か悪いことした?!
(という気持ちになってくる)
②食事など
さて、食事ですが、やっぱりちょっとアレでしたね…
なんていうか、三食が、紙袋に入って毎回部屋のドアの外にドサリと置かれるんですが、機内食みたいな内容で、可もなく不可もない感じでした。
本邦におけるあの毎日ワンオペで「あー、もう今日何食べさせよう?!」みたいなドタバタを思えば、三食が何もしなくても配給されるのは大変ありがたく、もはや丁寧に飼育されている動物園の動物になったつもりで感謝していたのですが、ちょっと難しかった点は以下の通りです↓
毎食リンゴか洋梨はついてくるものの、基本野菜があんまりない(ちょっとしたサラダとか)
米が全然出てこない(たまに出て来た米がココナツミルクで炊いたタイ米というやりづらさ)
キッズメニューは、「お前たちフライドポテトさえあれば満足だろ?」みたいな内容で何の付け合わせもなく適当すぎる
一方でチョコレートやポテトチップスはこまめについてくるので子供がすかさず食べてしまう
【例】謎の柔らかく茹でられすぎたウィンナーとブロッコリーのセット(とカエルのチョコ)
…ちなみに、一回だけ、隔離11日目くらいにどうしても耐えきれずにUber eatsに手を出して餃子と炒飯を出前しまして、日本ではおそらく微妙なクオリティに入ると思うんですが、相当美味しかったです
【イメージ図】
③子供達のアクティビティ
いやー、正直、これが一番の不安要素でした
何しろ、あの人々を14日間部屋に閉じ込めておくわけですから…
カブトムシが成虫のまま冬を越すくらい難しいのではないかと思いました
幸か不幸か、隔離期間中に2人とも誕生日を迎え、さらにクリスマスもあったので、われわれが持参したプレゼントや、現地の会社の人が気を遣って差し入れてくれたギフトやケーキで、予想を超える期間彼らのごきげんがもったのですが、やっぱり後半はYouTubeや動画配信サービスには頼りまクリスティでしたね…
あと、意外に功を奏したのが、私が自分用に買って持って行った安価なプラネタリウム装置…
【プラネタリウムでリア充っぽくなった部屋】
ここから音楽を流せるので、小僧とお嬢ちゃんは「ダンスパーティーだー」とすっかりテンションが上がり、クレヨンしんちゃんのオープニング曲 などアップテンポな曲でベッドの上を踊り狂ったりしておりました。(そして、夜なかなか寝ない)
それから、地味に「折り紙」も活躍しました。
ダイソーで売ってる各種折り方の本を添えると尚よろしいです(誰)
アクティビティの失敗例としては、ご参考まで以下↓
トランプとかすごろく/ボードゲームの類
小僧だけなら楽しめるのですが、お嬢ちゃんがまだルールを遵守出来ず、勝手に自分の駒を好きなところに進めたりするので小僧がその都度激怒してしまい、親は仲裁に疲れ果てました…
唯一なんとか遊べたのはジェンガのみ。
(難易度はそれなりですが…)
ボール遊び
ビーチボールを持参したものの、これも同様に、小僧とお嬢ちゃんでスキルに差がありすぎて全然ラリー続かず、しまいには球の奪い合いになり、私がギブアップ
今思うと、ボーリングとかの方が良かったかも。
なわとび
彼らが飛び方を知らなかった。
(事前にわかるだろ)
そのほか、洗濯サービスが2日に一度、一回10アイテムしか出せないので、誰のどのパンツを優先的に出すのか熟考が必要だったり、バスタブがなかったのでビニールプールにお湯をはっていたら毎回びしょびしょになったり、色々ありましたが、本当にありがたかったのは、小さい人たちが一度も「もう嫌だ外に出たい」とか「日本に帰りたい」とか言わなかったこと。
…
…
…キミたち、わかってるじゃん
(え、そのノリ?)
いや、本当助かりました。
だって、そう言われてもどうしようもねえからな
(言い方)
むしろ、誰よりも外に出たがってたの自分かもしれない…
そんなこんなで、次回、出所編に続きます!