ライブを終えて今の今まで何にもできなくて、目一杯の愛を渡して空っぽになったような、逆にもらって心いっぱい満たされたような、フワフワと心地良い疲れを抱き締めてベッドの中にいました。
9/30、5年ぶりの櫻ホールワンマンライブ
「アイ アイ」
にご来場いただき、ありがとうございました。
この日を作ろうと決めた時から、チーム一丸となって1つ1つ考え、話し合い、時にはぶつかったりしながら力を合わせて形にしてきたので、それをみんなに受け取ってもらえて何より嬉しかったです。
"貰ったものを返したい"
"みんなに想いをプレゼントしたい"
という願いがこもった黄色いリボンのステージ。
照明のアビコさんがより素敵に見える魔法をかけてくれて、とっても素敵なステージになりました。
舞台装飾は、社長が「今できる最高の物を届けよう」と言ってくれなかったら実現しなかったし、ディレクターやスタッフの皆さんが汗ダクになりながら試行錯誤して作ってくれた愛おしい作品なので、来てくれたみんなも喜んでくれてたら良いな。
音響さんは私がお世話になっている西川口HeartsでPAをしているナガセさんにお願いしました。
2/25に西川口Heartsでアルバムのリリースライブを行った際、終わった後で「凄いプレッシャーだったろうによく歌い切ったなと感動しました」と心まで重ねて音作りをしてくれたナガセさんに絶対の絶対のぜっっったいにお願いしたかったので引き受けてもらえて本当に嬉しかったし、終わった後で音楽仲間からたくさん「音めちゃくちゃ良かったね!」と言われて、そうでしょう!そうでしょう!と私の低い鼻が高くなりました笑
そしてこのステージを一緒に届けてくれたバンドメンバーのJITTAさん、ゆっぽん、Park君、タカノリさん、missatoちゃん。
みんな心まで寄り添って演奏してくれたので最初から最後までものすごく心強かった。
最初のバンドの音が1つずつ重なっていくシーンは
初めて作った"伝えたいこと"
本当の意味で私を歌手にしてくれた"櫻の花"
人生初のタイアップソング"万華鏡"
心のお守り"ライオン"
勇気をくれた"君はチケットを持っている"
そして今に繋がる"アイアイ"
の順で、過去から今へ、バンドが1つずつ音を重ねて弾いてくれました。
舞台袖で目を閉じて聴いていると走馬灯のように映像が流れてきて、舞台に出ていく瞬間は、過去の私から続いてきた長い長い道の先を歩いているような気持ちでいました。
あの緊張感の中で誰よりも先に声を出すmissatoちゃんの声が、どこまでも飛んでいく力強い歌声だった事にも力をもらえた。
ゆっぽんの多彩でお茶目で歌い手の事を理解して弾いてくれる演奏は、一緒に歌っているようでものすごく支えになった。
長年重ねてきたJITTAさんのリズムは、どうなってもきっと大丈夫と思える信頼と安心感に包まれていて、いつだって私を自由にしてくれた。
Park君が弾いてくれるなら絶対上手くいく!と確信できる大好きな音と一緒に歌えた事は、今後の私にとっても大きな財産になった。
タカノリさんという人がとにかく好きだった事と、その人柄が存分に出ている音色と絶対にご一緒したかったので夢が叶って本当に嬉しかった。
このメンバーとステージに立てて光栄でした。
みんなにも最高の音を届けられたと思います!
本当にありがとう!
そしてオープニングアクトを引き受けてくれたMUSIQUAの沙弥香さん。
沙弥香さんのステージを舞台袖で聴いてたら涙が込み上げてきて、この後自分の出番だから泣くな!って思っても気持ちが溢れて、人生で1番泣くのを我慢した瞬間でした。
私、沙弥香さんと同じ時代に生まれて、同じように音楽に夢中になって、同じようにステージで歌を唄っているこの幸運を、いつか自分が神様に会う日がきたらお礼言うって決めてます。
私が未来に残していく音楽の中にMUSIQUAがいるという事が、私の人生最大の宝物です。
沙弥香さんがこれから先も私を1人にしないでくれてるように、私もずっとここにいます!
共に、歌で愛を残して生きていきましょうね。
力を貸してくれてありがとうございました!
他にも、来てくれたオトループやアーティスト仲間のみんなも、応援してくれてたLOOP CHILDのまりこちゃんや東京カメレオン、ずっと寄り添ってレッスンしてきてくれたkyte君も、長年私の髪と可愛いを作ってきてくれた美容師の伊原さんも、新しい私を見つけてくれたメイクの猪久保さんも、私のデビューアルバムをMIX・マスタリングしてくれた坂根さんや粟飯原さんも、大親友の神田山緑も、地元の福岡県の皆さんも、北九州市役所の方や映像協力してくれたジョニーさんや宮脇さんも、迷った時にアドバイスをくれた伊賀さんも、大尊敬している歌手で同じ観光大使の吉開りりぃさんも、ポスターを貼らせてくれた方々も、昔のバイト先の親友も、大好きな先輩方も、プログラミングの先生達も、可愛いラジオの生徒達も、初めてライブに来てくれた友人も、ずっと私を見届けてくれているファンのみんなも、他にも私にとって大好きな大好きな大好きな人達ばかりで、ありがとうをいくら言っても足りないくらい本当に嬉しかったです。
みんなそれぞれに忙しい中で、この日この瞬間に足を運んでくれてありがとう。
どうか私の音楽が
辛い時、寂しい時、
不安な時、悲しい時、
楽しい時、嬉しい時、
あなたの心に寄り添い、響きますように。
いつか私がいなくなったとしても、私の残す全てがあなたの全てを救ってくれますように。
歌手にしがみついて生きてきたこれまでも、これから先の全ても、必ず意味があると信じて歌い続けていきます。
そして、この日を作ってくれた林社長と、全身全霊で動いてくれた統括ディレクターの内藤さんと、共に成長してくれたmissatoちゃんに「櫻を信じて良かった」と喜んでもらえるような私に必ずなります!
不安に押しつぶされそうになって泣きながら林社長に電話した時「櫻の頑張りは、例え9/30に繋がらなかったとしても、来年、再来年、5年後、10年後、いつになるか分からなくても必ず報われる。必ず君の頑張りは未来に繋がってるから自信を持ちなさい」とかけてくれた言葉が私を支えてくれました。
内藤さんがこの日までの道をしっかりと示してくれたおかげで迷う事なく進んでこれたし、間違えたら真っ直ぐに叱ってくれる親のような存在でいてくれたことで覚悟を持って向き合ってこれた。
missatoちゃんとライブ終わりに「私達まじで頑張ったね」ってハグできたくらい、この日を一緒に作り、逃げずに乗り越えたことが絶対に私たちの未来の力になると確信しています!
撮影をしてくれたナリさん、心を込めて撮ってくれた写真や映像が私の存在がここにあることを残してくれます。本当にありがとうございました。
物販でお手伝いしてくれたマサさん、ももさん、余裕がなくゆっくりお礼出来ませんでしたが2人のおかげでステージに集中する事ができました。
手伝ってくれてありがとうございました!
チームのみんなに心から感謝です。
そして天国のKats
もう会えなくても、あなたが遺してくれた言葉が私の中に輝いています。
アイアイと優しく呼ばれたあの1年半のNY生活は、私の人生を大きく変えた特別で、不思議で、夢のような時間でした。
"君は不幸にも両親を早く亡くしたけど、幸いにも両親を早く亡くしたからとても素敵なんだね"
とプレゼントしてくれたあの日の言葉がなかったら今の私はありません。
そんなあなたのくれた「アイアイ」という名前をアルバムにつけた事で、みんなにも光をプレゼントできるようなアルバムになりました。
私もいつかKatsのように、夕日の沈む美しさに幸せを感じ「人生っていいものだね」と言えるような人生を歩んでいきたいと思います。
Kats、会いに行く約束はもう少し先になってしまったけど、これからも、どこにいても一緒だよね。
私を見つけてくれて、チャンスと愛をくれて本当にありがとう!
私のお父さんとお母さんと一緒にそっちで待っててね。