ブログは更新していませんでしたが
摂食障害や不登校で
お悩みのお母さんのブログには
今もよくお邪魔させて頂いています。
お久しぶりです。
皆さん、こんにちは^ ^
経験者として
お母さん方の辛さも悲しみも戸惑いも苦しさも
わかり過ぎるほどわかるので
いつも心から共感して読ませて頂いています。
そして読ませて頂く度に
摂食障害は治るんだとお伝えしたくなります。
大学4年から発症した娘、
あんなに娘を支配していた摂食障害は
もう砂粒ほどのかけらもありません^ ^
家を出て5年半が経った昨夏、戻って来ました。
（出て行く経緯のあれこれをここに書いたこともありましたね）
今は夫と3人で毎日賑やかに暮らしています。
娘は毎日イキイキと仕事に行き
たくさん笑ってゆるゆると楽しく
自分の人生を生きています^ ^
あの頃の私は、
朝、目が覚めた瞬間に絶望感にのまれ
いつ大学に通えなくなるのかと怯え
就職後はいつ会社に行けなくなるのか、
いつ倒れたと会社から連絡があるかと怖れ
家に引きこもるようになれば
私は仕事に行っても
乳児を家に1人で置いてきたかのような
どうしようもない心配と不安感に溢れ
夜になれば
ネガティブなLINEが隣の部屋から来ることに怯え…
もう家に帰って来たくない
母親をやめたい
そんなことを思う苦しい苦しい毎日でした。
あの頃の私は
娘のことを大丈夫と思っているように
装ってはいたものの
本当は心からは思うことが出来ずにいました。
言わないでおこうと思っているのに
言ってしまったり
しないでおこうと思っているのにやってしまったり
娘の言動を理解出来ずに苛立ち
目の前の娘を
どうせ無理でしょという目で見て
娘を心から信じてあげることが
出来ない母親でした。
そしてそんなどうしようもない自分を
責めてばかりいたけれども
今思えば出来なかったことには
理由がありました、
全ては自分の心の中に。
私が頭だけで理解した気になって
表面で娘に寄り添っている風にしていても
娘は全てお見通しでした。
本当の意味では共感も出来ておらず
なにもわかっておらず
寄り添えていないことを。
摂食障害になる子たちは
お母さんの言動にものすごく敏感だから
無意識下でわかっています。
とても優しくてお母さんが大好きな子たちだから。
でもかつての私は
そうするしか出来ませんでした。
摂食障害になるきっかけは、
ダイエットのし過ぎだったり
人間関係、勉強、仕事のつまずきだったりと
みんなそれぞれだけど
本当にそれはただのきっかけです。
本質はそうなるまでのプロセスにあるんですよね。
みんな自分の価値を誤解してる。
娘は
「痩せていない自分には価値がない」
はっきりそう言ったこともありました。
もちろん母親とは関係なく当事者ご本人の
人との出会いや何かの出来事がきっかけで
好転していく場合もありますよね。
でも娘がそうだったように
社会との繋がりが無くなっていたり
心を閉じて受取拒否になっていると
なかなか難しいなとも思うのです。
でもね、
あの時に私が動けたのは
本音を言えば
私がもう無理だったのです、
限界だったのです。
苦しくて苦しくてどうにも苦しくて
1分でも1秒でも早く治ってほしかった。
娘を変えようとしても無理で
(あの頃は出来ると思ってた・笑)
それなら私が出来ることで
少しでも良い方法に向かうのなら
やれることをやりたかった。
お子さんのことをブログを書いていらしたり
今これを読んで下さっているお母さん方は、
誰もがお子さんが大切だからこそ
諦めずに進もうとしていらっしゃるんだろうと思います。
ブログを更新しなくても
今でも私を見つけてくださる方がいて
そして卒業されたクライアントさんが
ご紹介してくださることもあり、
今まで途切れることなく
カウンセリングを続けさせて頂いていることに
心から感謝しております。
今の娘を見ていると
この娘は摂食障害になりたくても
もうなれないなと強く思うのです。
思考のクセが全く前と違うから。
自分はそのままで素晴らしいとわかっているから。
そしてそれは私も同じです。
久しぶりに書きましたが
やっぱり私は長くなるね（笑）
最後まで読んでくださりありがとうございます。
かつての私であるお母さん方に
いつも心からエールを送っています。
貴女なら大丈夫♡
貴女のお子さんなら大丈夫♡