さて、紆余曲折を経てようやく「小さな家」のある「Vevey-funi」という駅に到着
駅前にはど~んと・・・
ネスレ本社
レマン湖のほとりなんて、なんていい場所に建っているんでしょう
仕事の効率上がりそう
いや、下がるのかな
ダーリンはなんでも本社という場所が好きで、なんでも歴史を感じるからという理由だそう
この日も一生懸命ネスレ本社の写真を撮っておられました
他に創業●●年も大好きです。
家の近くに評判がいいカフェレストランがあって、
私がいいらしいよって言ったときにはさほど興味を示さなかったのですが、
調べてみて創業400年ってわかった途端、興味アリアリ
「創業400年って言ったら、日本の江戸時代初期じゃん!!すご~!」
と何でも日本の時代と比べるのもいつものこと
それはさて置き、駅から歩いて5分ちょっと、念願のル・コルビュジェ「小さな家」に到着です
ここは1年のうちなんと7月と8月しか公開していないそう
しかも月午前、水午後と土、日だけの開館
(HPによるとそれ以外は予約が必要のよう)
素敵なHPだったので・・・よければ・・・
館内(というか家だけど)はびっくりなことにいっぱい人がいました
一緒に行った建築士の彼女は、眼の色が変わっていました
きっと憧れのスターにあったような感覚なんでしょうね
こちらはリビング
一面の窓から見える湖の景色が素晴らしい
このダイニングテーブルや窓辺に飾ってある棚、オブジェもル・コルビュジェのデザイン
そして、コレ
この椅子
ショールームやデザイナーズ家具屋さんとかいろんなところで見るあの椅子
こちらもコルビュジェのデザイン「シェーズロング」
今でも家具屋さんなどで普通に購入できて、お値段もそんな目が飛び出る程のものではないんですが、
なんせコレを置いてしっくりくる部屋って・・・
セレブ~な部屋じゃないとね
こちらのラグも奥のシェルフもコルビュジェのデザイン
あまりの保管のきれいさにちょっと忘れていましたが、全て100年程前のものたちです
(たぶん補修したりはしてると思いますが・・・)
ダーリン風の言い方で言うと・・・
「大正時代からあるんだ~」
このラグ、リビングの真ん中にど~んとあって、別に「踏むな!」と注意書きがあるワケではないのですが、
ル・コルビュジェを敬愛する人たちが見学に来られるようで、みんな踏まずに通ります
100年前にこんな素敵なデザインのものが・・・
お庭から「小さな家」の外観を
この家は家具を含め、全てがル・コルビュジェのご両親に合わせたサイズで作ってあるそう
そして、コレ
庭の片隅にあるこのスペース、昔はこのテーブルと椅子に木陰ができるよう傍に大きな木がありました
この壁にくり抜かれた枠がオシャレーと思っていたら・・・
建築士の彼女、
「どこから見ても切り取られた絵画のように見える!すごい!」
と言っていました
確かに
さすが、見るところが違います