痛みって?
痛みの分類
ぶつけた 切った あちっ
筋肉が大きな刺激を受けると、それから回避するために反射的な痛みを感じる。
大きな刺激で筋肉が損傷すると、治そうとして炎症が起こり痛みを感じる。
筋肉を治すために
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水分をたっぷりにさせ白血球を集合させる
(患部が腫れる)
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白血球を活性化されるために熱をもつ
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そのために集まってきた物質によって痛みを感じる(プロスタグランジン、ブラジキニン)
ここからが問題です
炎症が収ったのにまだ痛い。
レントゲンやMRIで異常ない。
痛いところが変わる。
痛くなった原因が思い当たらない。
こんな経験ありませんか?
痛みは電気信号なのです
筋肉が刺激を受けると電流が生じる。それが神経繊維を通って脳に伝えられます。脳でその電気信号を痛いと判読しているのです。
こういった痛みは心の動きや交感神経の緊張が原因となります。
慢性痛といわれるものですが、初期の痛みと違い、情動や感情を司る大脳辺縁系に伝わる痛みである(痛みを感じる脳の場所が違う) この痛みを放置していると不安とか、不快感として記憶されてしまう。
痛かったという記憶が痛みを持続させてしまう
また、ストレスや不安が交感神経を緊張させると筋肉の血管が収縮して血流が悪くなる。いわれる筋肉が硬くなりハリ、痛みを感じる。
こういった痛みに漫然と痛み止めを飲んでませんか?
炎症を伴った痛みでは、痛み止めを飲む、冷やすのは効果があるでしょう。
痛み止め、例えばロキソニンの作用機序は発痛物質プロスタグランジンを作らないようにして痛みを和らげます。
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炎症がなければプロスタグランジンは作られない。
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炎症のない慢性痛に痛み止めって効くのかな??
でも、医師も薬剤師も痛いと言うと痛み止めを出しますよね
(痛みの悪循環になっていることもあるで)慢性痛では始めしっかり痛み止めを飲んでピタッとやめる。漫然とは飲まないことをオススメしますね
慢性痛は、情動や感情に左右されるので、生活環境、生活習慣が関わってきます。
一日頑張ったら、ゆっくり、ボーっとする
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リラックスすると副交感神経のセロトニンがたっぷり出る
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血管が広がり酸素が全身に行き渡る
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筋肉が柔らかくなり、コリがほぐれスッキリする。